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「あ、ちゃか。大丈夫だった？ほら、ちゃんと保湿して」
化粧水を渡されて、大人しくそれを手に取る。水分を取りなさいと言われて大人しく水を飲んでいると、額にしめの手が伸びた。
「うーん、熱出て来たね」
「やっぱり？」
「測ってみようか。まだ時間あるし、ちょっと横になった方がいいよ。少しだけ食べて、薬飲んで、寝よう」
「でも、、しめは？」
「俺は適当にブログ書いてゴロゴロするから」
「ん、、」
「ゼリー食べられる？」
これまたイメージ通りの可愛いいちごゼリーが出てきて、ぼんやりとゼリーと、ゼリーを出して来たアイドルの顔を見つめてしまう。
「アイドルって、すごいなぁ」
思わず心の声が漏れると、向かいに座っていたしめが吹き出す。
「何言ってるの。ちゃかちゃんだって、アイドルでしょ」
「そうだけど、、おれ、こんなにアイドルできてないよ」
なんか、喘息になっちゃったし、聞こえるか聞こえないかの声がまた漏れてしまって、怒られるか、笑われるか、身構えていると、穏やかな彼は、そのどちらでもなく、優しく手をとってくれた。
「そんな風に、思わなくていいんだよ。Travis Japanのリーダーはちゃかちゃんなの。俺、今朝のレッスンで思ったんだ。体調悪いのに、こんなに的確で、冷静で、最善を出して、みんな割と意見ぶつけてくるのにそれを綺麗にまとめて、ちゃかが言うなら、って思える。それって、本当にすごいことだと思うよ。俺には絶対無理だし、他のメンバーでも無理。だからちゃかちゃんが、リーダーで、センターで、赤なの。俺たちの、支柱なんだよ」
たくさんの優しい言葉に、どんどん視界が滲んでくる。みんなはそう言ってくれる。大丈夫だよ、ちゃかが必要だよ。その言葉を信じてはいるけど、自分で自分が認められなくて、どうにかしなきゃと考えるたびに、息が苦しくなった。
「で、も、、おれ、、」
「ん？」
言いかけた言葉を遮ることなく、しめはいつまでも待ってくれる。誰よりも素直で、誰よりも優しい彼に、今日は甘えたいと思ってしまった。
「ほら、泣くと苦しくなっちゃうよ。顔はもうラジオだけだからいいけど」
そう言って隣にきて、背中を摩ってくれる。咳も、涙も止まらなかったけど、その優しい肩に、重い頭を乗せた。
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イカ(プロフ) - かおりさん» リクエストありがとうございます。少し時間を頂いてしまうかもしれませんが、考えてみます！ (2023年1月13日 18時) (
レス) id: bba6564774 (このIDを非表示/違反報告)
かおり - すみません付け足しで、リアル設定でお願いします！ (2023年1月13日 11時) (レス) id: b38a957dc4 (このIDを非表示/違反報告)
かおり - リクエストなのですが、のえんちゅで、のえるくんが精神的に落ちていてひとりでいるときに、海人くんが気付いて助けてあげるお話をお願いします！ (2023年1月13日 11時) (レス) id: b38a957dc4 (このIDを非表示/違反報告)
イカ(プロフ) - ユルピころんさん» 感想ありがとうございます。遅くなってしまって、申し訳ありません！ (2022年8月1日 22時) (レス) id: bba6564774 (このIDを非表示/違反報告)
ユルピころん - イカさん» お話見ました！如恵留くんが頑張っているところやしめちゃんの医者で頑張っているところがカッコよかったです！またリクエスト送りますね〜！ (2022年8月1日 10時) (レス) id: 05904f8bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イカ | 作成日時：2022年6月18日 10時
