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「なに？」
「今日、任務キャンセルになったよ。夜張ってる時に動き出ちゃって、待機のインパクトが出たんだって。のこりは後処理だけだから、ジェッツが応援にいくらしい。タイガーは最近出ずっぱりだったから、午前中オンコールでいいって」
「まじか、よかったー。松倉もちゃかちゃんも休ませられるね」
「やすみかー。俺撃ってくるわ」
「俺も行く！」
調子のいい中村と松田は連れ立って射撃場に向かった。任務のキャンセルや予定変更は珍しいことではない。吉澤は宮近に伝えるためにリビングを出た。
「ちゃかちゃん、入るよ」
「ん、、あ、もう時間？」
「ううん、今日キャンセルになった。インパクトが頑張ったんだって。だから休んでて大丈夫だよ」
「うん、、でも、大丈夫になってきた。なんか、起きた時から気持ち悪くて、、薬かな」
「うーん、ちょっと胃に負担だったのかもしれないね。次は胃を保護する薬も一緒に飲もうね。水分とってね」
「わかった」
「海人と元太は撃ちにいったよ」
「あ、ちゃかちゃん。体調大丈夫？」
「うん。もう平気。夜もちゃんと寝たし」
「今日の午後空いてる？」
「なんもないよ」
「今日ね、まつく警察行くの俺が送って行くんだけど一緒にいかない？ひとりで待ってるの寂しいから」
「あー、もちろん。いいよ。ってかなに、今日なの？取調べ？」
「早いよねー。任務無くなったし、明日休みだし、タイミングとしてはまあよかったんだけど、ちょっと心配なんだ」
松倉を起こさないよう、小声で今朝の出来事を伝える。
「そっか、、しんどいね。それはさ、その、確認行動？は付き合ってあげた方がいいのかな」
「俺さっき剛くんに聞いたんだけど、ちゃんと回数決めて、やめようって言ってあげた方がいいみたい。腕擦っちゃうのも、声かければやめられるでしょ？だから、一緒に1周だけ確認して、やめようね、とか、そんな感じでやってみるのがいいって」
「なるほどね。了解」
それから暫くして、ミーティングの予定にしていた時間になると松倉は突然起き上がって、取り憑かれたように冷蔵庫を開ける。
「松倉？おはよ」
「おはよ、、ごめんね、寝ちゃった。ミーティングするよね」
「あのね、今日任務キャンセルになったの。インパクトが頑張ったんだって。いまはジェッツが応援に行ってるから、タイガーはオンコールに変わりました」
「あ、、そうなんだ。じゃあ、、飲まなくても、いいかな」
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イカ(プロフ) - ナツメ様:コメントありがとうございます。あたたかいおことば、、嬉しいです！！今後もよろしくお願い致します。 (2022年5月4日 9時) (
レス) id: bba6564774 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - 初めまして！以前からイカ様の作品を拝読していました。今作も素晴らしいです！本当におもしろくて神って実在したんだなって本気で思いました。筆も早くて尊敬します。これからも頑張ってください！ (2022年5月3日 22時) (レス) @page9 id: 8dc454fb00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イカ | 作成日時：2022年5月3日 17時
