検索窓
今日:13 hit、昨日:41 hit、合計:75,586 hit

ページ27


 
 


Aに従って全員で四階に上がるも扉は無く、さらに五階へとすすんでも扉は現れない。だんだん意地になってきた四人はさらに上へ上へと階段を登っていった。


十階くらいまで登った辺りでアイスランドは違和感に気づいた。外からこのビルを見た時は十階も無かったような気がしたからだ。



ア「...ねぇ、このビルおかしくない?


ノ「何?」


フィ「...も、もう少し登ってみましょう!」



ノルウェーはさほどだが、フィンランドもどこか可笑しいと違和感を感じていた。しかしフィンランドのもう少しだけ登ろうという言葉にアイスランドは渋々頷いた。

そんな会話があってもAはどんどん足を進めた

そして四人で怪談を登り続けて、感覚的には二十階くらいだろう。そのくらいまで登ると、さすがにノルウェーも可笑しいと感じ冷や汗を流し始めた。


明らかに異常な状況に三人は困惑し、口を開く




ア「ねぇ、やっぱり可笑しいよッ」


フィ「確かに、いくらなんでも変です」


ノ「うん。A、引ぎ返すべ」




ノルウェーがAにそう声をかけるも、Aは三人に背中を向けたまま


『ハハハ、そうだね』

としか返さない。



流石にこの状況でそんな態度のAに三人は少しイラだちを見せるも、フィンランドはAの違和感に気づいた




Aの階段を上る様子がどこか可笑しいのだ。



右手、左手、右足、左足がそれぞれ独立して動いているような、異様な動きを指していた。

それは人形が無理やり動かされているかのような、ぎこちない動き方であった。




三人はAの不気味な動きに足がすくんで立ち止まる。するとAも立ち止まり、クルッと三人の方を振り返って笑い声をあげた


 



 

『ハハハハハハハハハハ変だね、変だね、ハハハハハハハ』



 

*→←短編【北欧】(ホラー)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
125人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , APH , 反応集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

にゃんこ姫 - 初めまして、凄いこの反応しゅうは、好きです。リクエストいいですか?百合をにょたりあバージョンでお願いします!?。 (2022年11月3日 23時) (レス) id: 85dff96b76 (このIDを非表示/違反報告)
明星(プロフ) - 見るの遅れてしまいました……凄すぎて……凄い(語彙力なくてすみません) (2022年5月19日 17時) (レス) @page40 id: 1d7d27ce7d (このIDを非表示/違反報告)
- ありがとうございます…(震え声)浄化される…(拝み)m(*_ _)m超絶素晴らしいです!本当に…!!! (2022年5月2日 21時) (レス) @page46 id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
森林ゆず@ヘタクラ(プロフ) - 桜さん» おお…過ぎてる!?!?!?ら、来年祝います!!来年!!! (2022年5月2日 20時) (レス) id: 48300ce6a3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 森林ゆず@ヘタクラさん» そうなんですか!いいですね、誕生日🍰 作者は三月です。 (2022年5月2日 20時) (レス) id: 425209b765 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:出来たらいいなぁ  
作成日時:2022年4月18日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。