十五歳の四年生！！【肆】

忍者190 ページ8

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あの狼煙が上がった後、作法委員会と合流した学園長と斉木夫妻は全ては一件落着とのんびりと話していた。



亮「暗殺者共も先の大爆発でふっ飛ばされ」


学「うむ。これにて一件落着じゃ。」


桜「文化祭で爆発なんて派手ですね」


楓「あら言うわね桜子ちゃん」


如「活気があっていいわ」





なんと恐ろしい老人の会話。まだまだ現役ですね、分かります。

そんな呑気に話す五人の元へ生徒たちがぞろぞろと安否確認にやってきた。




潮「学園長先生、ご無事ですか！？」


食「お怪我の方などは！？」


学「うむ、大丈夫じゃ。」


乱「本当に何事もなくて良かったです！



それで、そちらの方々は？学園長先生のご友人ですか？」





乱太郎の目線の先は亮之介と桜子

有名な城の二人だが、今は変装のため素顔を晒していない。





尾「見かけない方ですね」


伊「昔のご友人方、なのかな？」





ざわざわと二人に興味津々な忍術学園の生徒たち。

学園長と二人は可笑しそうにニヤリと笑うと息を合わせて口を開いた。





学「この二人はわしの友人じゃ」






亮「そしてそんな...」


桜「私達の正体は...」






そう言って二人はバッ！と変装をとく。

次の瞬間、その場は驚きの声に包まれるのだった。












＋＋＋





「「「「ドエェェ――――――ッ！？！？」」」」







厚「ん？」


『ケホｯ...な、にごとでしょう...？』


厚「向こうの方からだな。A、いけるか？」


『行きます...っ』


厚「よし」




厚木先生と共に叫び声のする方へ足を進めるA

まさか現場に行った時顔面蒼白することになるとは知らず...



　

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