期待の巡査部長、嘆きます【救済編】

IFストーリ【志摩メイン】 ページ13

瑠璃様リクエスト


志摩さんメインの物語

志摩さんと恋人



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機捜４０４、メロンパン号




今日の密行は志摩とAの二人でだった

伊吹は非番だ。


　






「...特に何もないな」

　


『平和で何よりだよ』



　


志摩が運転、Aは助手席。

二人は久しぶりの空間に気が緩んでいた


　





「...なんか嬉しそうだな」




『ん？そう？』




「あぁ」

　


『ふふっ、だって平和だもん』




「たしかにな」


　




二人は車内で笑い合う

普段ならこの場に伊吹がいるが、今日は非番。

　


二人にとって仕事の日だが、ちょっとしたイベントの日でもあった
　







「...なんだか久しぶりだな。

こうやって二人で話すの」




『あー...たしかにっ

最近二人で過ごすって...あんまりなかったもんね』

　


「大半はあいつ(伊吹)がお前にちょっかいかけたりしてからな」

　


『まぁまぁ...

伊吹くんなりのスキンシップなんだよ』




「いーや、あれは下心があるッ」




『あははっ...』


　



正直伊吹のスキンシップがそれほど激しいと思わないAは、笑って志摩を誤魔化すしか無かった。


だが志摩の機嫌が若干悪くなっていき、Aは優しく志摩の頭を撫でる



　




「、なッなんだよ...」

　



『...ふふっ、ちょっとだけちょっとだけ』

　



「...っ」

　






満更でもない志摩

今すぐ運転を投げ出したかった


　




　

『ふふっ...あ、ねっ次あそこで止まってお昼にしよ！

　





私...お弁当、作ったから...た、べてほしい...』

　



「...」


　





久々に彼女らしいことが出来ると、お弁当を張り切って作ってきたA

だがいざ「食べて」と言うことに少しばかり恥ずかしさが出てしまった


　



　


志摩はそんなAを見て危うく事故を起こす所だった




　

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