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＃君の笑顔２５ ページ26
『...もしもし、白川です。
何かありましたか、中堂さん』
”あぁ。面白いことが分かったぞ”
電話主は中堂からだった
(アンナチュラル人物)
恐らく過去の二体の遺体と今回の遺体の鑑定比較が終わったのだろう
それよりもAは気になることが
『中堂さんよく私の連絡先分かりましたね』
”あ？あー...坂本の野郎から聞いた”
『...無理やり聞き出したの間違いじゃありませんよね？』
”...あぁ”
『(間が気になる...)...分かりました。
あ、それでどんな事が分かったんですか？』
”あぁ、過去の二体の遺体と今回の遺体...
指の向きが違う”
『指の向き...？』
”指を切った向きだ”
『切った向き...
...え、じゃあそれって...今回の事件ッ...』
Aは手で口を押さえる。
まさかだ、今までその線で捜査を進めていたが、今っ、この時点でそうじゃないことが判明した
”あぁ、お前が思ってる通りで合ってる思うぞ
...この事件、”連続殺人”なんかじゃないな”
『、嘘でしょっ...』
Aはその事実を信じたくなかった
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