＃切なる願い１０ ページ11
現場に到着すると三人は手袋などをつけ捜査現場に入る準備をする
『...』
Aはサッと髪の毛を結び直す。
そんなAの姿に九重は一瞬手を止めて魅入ってしまい、陣馬にしっかりと注意されていた
「被害者は専務の松村幸弘。第一発見者は社員の仙田で、今朝いつもどおりに出勤した所...犯人が逃亡。
逃走したのは加々見崇。入社は八年前、...遅刻も欠席もない真面目な社員だそうです。」
＊＊＊
九重が連絡を終え陣馬とAの所に戻ってくる
『...あっ、桔梗さんはなんと』
「４０４が追っている車の持ち主の家へ行きます。」
「おぅ...」
『行かないとですね...』
九重の言葉に微妙な反応をする二人に、九重はどうしたのかと聞く。
「いや...」
『血がついてないと陣馬班長と思いまして...』
「血？」
『遺体の周りには血の証文がたくさん...それこそ見た感じ両手とも付いているのに、彼処のドアノブには...』
そう言うAの言葉に、九重はドアノブの方を見ながら有ることに気づく
「加々見の手は、ドアを開けた時は汚れてなかったっ...」
「なんでだろうなぁ...」
「言わなくて良いんですかッ」
「機捜も捜査一課も見りゃあ気づく」
「加々見が犯人じゃない可能性があるんじゃないんですか！？」
『その可能性も無いわけじゃない...
第一発見者は加々見が被害者を刺したところを見たわけじゃないですからね...』
「あぁ...じゃあ誰が殺った？」
『むっ...まぁそこは第一発見者とか...加々見の前にいた人物、とか？』
「そうですよっ、初動は大きく見ろって陣馬さんが...」
「...血の証文が誰のものかだな。
鑑識に任せるぞ。」
どうもありがとうございましたぁっ！と言う陣馬のあとを二人は大人しくついて行った。
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桜(プロフ) - ふうかさん» ふうかさん！ありがとうございます！！いえいえ、とても嬉しいです！更新は多分ここからどんどん下がるかもです...(土下座)これからもよろしくです！！ (2020年7月26日 18時) (
レス) id: 1c3b291827 (このIDを非表示/違反報告)
ふうか(プロフ) - 続編おめでとうございます！毎日たくさん更新してくださりありがとうございます…生きがいです…前作に続いてコメント失礼しました…しつこくてすみません… (2020年7月26日 18時) (レス) id: 8efdf1c9c8 (このIDを非表示/違反報告)
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