わぁああっみんながすごい目向けてくるぅうぅう【MASHLE】

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「きゃー！Aちゃんとっても可愛いですー！」


『わぁ...！レモンちゃんすごぉい...！』




　今日はレモンちゃんとお部屋で女子会。いつもはラブちゃん先輩もいるんだけど、二年生は実技試験があるということで二人だけ。

　それで今、レモンちゃんに髪の毛をいじってもらったの！編み込みがとっても上手！




『すごく素敵っ。ホントにありがとうレモンちゃん。』


「いえいえ！でもこんなに可愛いとAちゃんに変な虫がついちゃいます...！」


『んへへ、お上手っ』




　私よりレモンちゃんの方が可愛いんだからそんな事無いのに。でも嬉しいなぁ、そんなに褒めてくれるなんて(事実)

　あ、レモンちゃん「真面目に！」って怒っちゃった。真面目なのに！




「Aちゃんは例えマッシュくんでもっ...マッシュくんでも渡したくないんです！」


『レモンちゃんはマッシュくんが大好きだもんね。』


「いえそういうことではなく！！いやそうなんですが！！なんて言いますか...マッシュくんの事は大好きですよ！えぇそりゃもう！けどこう...Aちゃんとマッシュくんは違って、私マッシュくんでもウェルカムなんですが、奥底ではマッシュくんよりAちゃんとずっと居たいというか、結婚したいと言うか...！」




　レモンちゃんめちゃ私の事好きだ...！私は大好き！！私もずっと一緒にいたい！




『両思い！』


「はぇっ、両思いですか！？？」


『一緒にいようね！ずっとレモンちゃんと仲良しだよ！』


「......ふふ、ふふふっ。一緒ですよ！約束です！」


『うん！』







　






　


レモンside


　マッシュくんの事は大好きです。とても格好よくて、私がピンチのときには駆けつけてくれて、必ず助けてくれるから。

　でもAちゃんの事はもっと好きです。とっても素敵で、綿飴みたいにふわふわしてて、可愛くて、優しくて...私の想いを全部受け止めてくれるんです。


　私、昔から貧乏でこんなのですから同性の友達なんてそんないるわけもなく...いても上辺だけといいますか...。




　だから。


『レモンちゃんっ』



　そう言って笑いかけてくれるAちゃんを、誰にもあげたく、取られたくないんです。
　変じゃないですよね！私はちょっと愛が重いだけですので！



　それより、マッシュくんのおじい様にはどう説明しましょうか...。

　

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