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「俺に隠し事か?」


『俺に...?いえ、何も隠しては...』


「転寮」


『あっ』


「またアベルに誘われたらしいな。」



 バレちゃった...。けど最初の頃より上手くお断りできたし、もうレイン寮長に頼らなくても大丈夫なんだけど......

 


『でももうレイン寮長に頼らなくてもお断り出来ますよ。現にできました!』


「...」




 あ、不満そう...。眉間にシワが、ヒィ...レイン寮長普段からでもちょっと怖いんだよなぁ...
 いや、その、怒ってないのは分かるんだけど、何ていうか...睨まれてると言うよりかは、命を狙われているような、そんな...

 背中がゾワゾワするの...




『ぁいッ...レイン寮長、手、痛いです...』


「...いいか、よく聴け。」




 そう言うとレイン寮長は私の頬を顎下からグッと片手で覆い掴んで引き寄せる。痛いっ

 ...わ、...寮長の目の色、よく見える...




「絶対に転寮はするな。そしてアベルだけじゃなく、同学年の奴らにも安々と気を許すな。いいな?」


『んぅ、うっ...』


「いいな、A。」


『あい...』




 そんな強く掴まなくてもッ...つぅ、顎下痛いっ...

 いつもより怖い。ギラギラとしてて、お前はアドラ寮生(俺のモン)だと言わんばかりの、鋭い瞳。


 深い深い、井戸みたいで...底が見えない...




『......え、ヒッ...!なに...!?』


「...気をつけろよ。」


『ヒッ、ぁ、は、はいっ...』




 そういってレイン寮長は去っていったけど......けど最後、あんなッ...指の腹で首筋撫でなくても...!

 こしょばかった......全身がゾワゾワする...




『...こわっ......』

 












「...。」


「おー、レイン。なんか機嫌いいな。」


「あぁ。...上手く躾が出来た気がしてな。」


「おーそれはそれは。」


 

 同室は真実を知るか、否か...。

 

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にゃんこ姫 - この夢小説好きです。夢主可愛い!神学者の人達の絡みが見てみたいです。体調崩さないように頑張ってください! (3月18日 12時) (レス) @page18 id: 810c5be567 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヒスイさん» ありがとう!!!!!!!!!!! (3月14日 19時) (レス) id: 16dfaae67e (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ - マックス先輩の夢小説ありましたよ!でもすみません、題名を覚えてないんです。すいません (3月14日 17時) (レス) @page9 id: 3e779d1fb9 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーくりーむ。 - いや最高。自分カルドさんとオーターさんと、ライオさん推しなので、この3人と絡ませてほしいな……お願い(キュルン♡)巫山戯てごめんなさい。 (2月23日 19時) (レス) @page4 id: e51a54572c (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - 良かったら良かったらマドル兄弟とも絡んで欲しいなぁ (2月23日 11時) (レス) @page8 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:出来たらいいなぁ  
作成日時:2024年2月21日 0時

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