人間と怪異と半怪異【参】

半怪異が145体 ページ49

「！...」





　






花子くんは微かな気配を感じた









　









　








「...」





　









　







「ん〜...」


　




「んんっ...」




　

　









保健室のベットですやすやと気持ち良さそうに眠る二人を見つめながら、花子くんは白杖代をいつもよりすこし近づける









　









「...今、俺のかけた呪いが...




　




　









...気の、せいかな......？」




　









　







　






　






　







　








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「ん、おいしッこの飴」



　







コロコロ、と口の中で飴を転がす司




　









「...あんな子、初めてだなぁ。








　



名前...。可愛いかったな〜




でも、傷つけないように大事にしたいなぁ...気をつけなきゃッ」



　







　




　







ガリッ


　








飴を砕くとともに、その言葉も一緒にお腹の中へと飲み込まれた

　

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