人間と怪異と半怪異【参】

半怪異が112体 ページ16

『ここ...』


　









周りに群がっていた勿怪達が騒ぎ出す






「起きた」





「生きてた」





「...！みがわりさまだ」





「みがわりさま」




「ごぶじごぶじ」









　





『...勿怪ちゃん......』



　


Aはゆっくりと起き上がる





　








辺りをゆっくりと見回す



そこは先程とは少し違い、暖かい空間だった。




　









Aは更に混乱した






『ここ...なに？





　







　









ま、さか...わたしッ死ｯ.........あれ？』







　


Aはもう一度ゆっくりと辺りを見渡す。








　






　




『...ここ、知ってる...。




　









　


さっきの夢の場所...』



　







なぜ夢の場所に？それより、あの夢に出てきた子供は...
　





　









　





　







Aは先程気絶していた際に見た夢を一生懸命思い出す

　






『うぅぅぅぅ...(汗)』


　






　


が、なかなか思い出せない。



　




　









　



『...っ思い出せないなら仕方ない！




それより、この辺を少し調べて...、ん？』




　




　









Aは小さな社の傍に置いてある木の机を調べる。









すると中から、


　







　






大きく㊙と描かれたいかにも怪しいノートが出てきた

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