パン４８個 ページ49
アキラの携帯が揺れる
「はい白川...え？」
＊
Aは今日の学校も終わり、放課後に少し友達と雑談を交わすとお店(家)へと向かう。
いつものエプロンに着替えパンを補充したり、トングなどを洗ったり役割を全うする。
カラン
『いらっしゃいま、あっヒロくん』
「こんにちは、Aさん」
何日かぶりに顔を見た、とAはニコニコと吉田に話しかける。
吉田も吉田でニコリと微笑み返した
『あ、そう言えばあの天使の悪魔さんは元気？』
「あぁ...はい、恐らく元気だと思いますよ。
俺とアイツは所属してる課が違いますからなんとも言えませんが」
『あ、そうなの？』
「はい。それに俺は民間で、アイツはお義兄さんと同じ公安なんです」
『え、そうだったんだ！』
「はい。ふふっ」
おかしくて思わず笑みが溢れる吉田。何もわからないAだったがとりあえず笑い返した
『あ、そう言えばね、お兄ちゃんがこの前Aはデビルハンターになりたいのかー？なんて聞いてきてね？』
「え？白川先輩が？」
『うん。いやぁ、突然でビックリしちゃったけどもしなれたらいいよねぇ。人を守るってカッコいいし』
「...なるんですか？デビルハンター」
『ん？ううん、ならない。
その、ヒロくんの前で言うことじゃないけど...やっぱり朝から学校に言ってちゃんと勉強受けたいし、友達とも休日遊び行ったりしたいから......うん、ホントに甘ったれたこと言ってゴメンナサイ』
「いえ、先輩はそれでいいですよ。何かあったら俺が守ります」
そう言った吉田をジッと見つめるA
吉田は目を細め微笑みながらAを見つめ返す。
ジィー...と穴が開きそうなほど吉田を見つめるとAはゆっくり口を開いた
『...ヒロくん、さてはきみ天然たらしだな？』
「...どうでしょう？」
『わ！たちが悪い！！
そんな悪い子には少し焦げ目があるクッキーを入れてやる！』
「ありがとうございます」
『全く効いてない！』
そんなやり取りをしていると缶コーヒー片手にどこか浮かない顔のアキラが帰宅
吉田を見つけると軽く挨拶を交わし、「なんで俺が...岸辺さんじゃダメなのか...」など何やらブツブツ呟きながら奥に入っていった。
「...先輩大丈夫ですかね？」
『わ、分かんない...
あっヒロくんまた来てね』
「あ、はい。それじゃあ」
『うん』
ビニール袋片手に吉田はお店をあとにした。
今日はもう閉店
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夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (
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夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ - 多重婚じゃん (2023年1月3日 23時) (レス) @page43 id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 尊すぎて死んだわ。責任とっていっぱい更新してください (2022年12月21日 0時) (レス) @page45 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
デンジ - 好きだ！！！！！！！！！！ (2022年12月20日 18時) (レス) id: 4e0305d11f (このIDを非表示/違反報告)
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