パン４１個 ページ42
『パワーちゃん、今度は絶対遊ぼうねっ』
「もちろんじゃ！約束じゃぞA！」
「ほらもう行くぞ。明日から本格的な任務だ」
「おう、早川。なんか困ったことがあれば連絡しろよ。」
「ありがとうございます、先輩」
明日も任務ということで三人はそろそろ帰る準備をしている
Aはあ、と思い出し、今日のお礼にとデンジにクッキーを手渡した。
『今日はホントにありがとね、デンジくん。話しかけてくれて嬉しかった！』
「お、おう！その、俺も楽しかったぜ！
......なぁ」
『ん？』
「...また会いに来ていいか？」
デンジが少し恥ずかしそうにポツリとこぼしたそんな言葉に、アキとアキラは互いに目を見開く。
アキラに至っては予想外すぎる出来事に言葉がでてこない。
しかし子犬が懐いてくれたかのようなデンジの発言にAは喜びを隠せなかった
『え！来てくれるの？嬉しい嬉しい！
また絶対来てね！』
お世辞とかではなく、また友達が来てくれるかもと喜ぶAを見てデンジも表情が明るくなり「おう！」と元気よく返事をした。
パワーはまたもやデンジばかりズルいぞ！と叫んでいた
『パワーちゃんももちろん、アキさんもまた絶対来てくださいね！
...あ、アキさん、また(兄の)お話しましょうねっ』
「...あぁ、またゆっくりな」
「は？おいなんだ早川なんのことだ？」
『お兄ちゃんには内緒です〜！』
「な、」
「先輩すみません、こればかりは...」
「な...！？」
「おい！ワシには教えろ！」
「はぁ！？何の話だよ！」
「黙れ」
「なんじゃと！？」
「アァ！？」
帰る間際までカオス
アキラはまさか自分の事を話されてるとは思わず、ただただ仲間はずれか...？としょげていた。
おい先輩
「ハァ...ま、まぁ気をつけて帰れよ。
ほいお前ら、あんま早川に迷惑かけるなよ？あと明日ちゃんと起きてこいよ」
「かけてねぇよ！」
「この人間が一々細かすぎるんじゃ」
「お前らマジで黙れ」
これ以上はアキの胃に穴があく。
アキラはなんとか宥めつつ、Aと共に三人を見送るのだった
『またね〜！』
「ご来店ありがとうございましたっ」
三人が見えなくなるまで手を振り続けたAと共に店に戻り、閉店準備に取り掛かる。
その際に今日の出来事をまた教えてくれるAを見て、アキラは微妙な気持ちで微笑むのだった。
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夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (
レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ - 多重婚じゃん (2023年1月3日 23時) (レス) @page43 id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 尊すぎて死んだわ。責任とっていっぱい更新してください (2022年12月21日 0時) (レス) @page45 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
デンジ - 好きだ！！！！！！！！！！ (2022年12月20日 18時) (レス) id: 4e0305d11f (このIDを非表示/違反報告)
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