パン３６個 ページ37
((修正))
＊＊＊
『モテるのすごいね〜！
まぁたしかにデンジくんはイケメンだからモテるのも納得』
「イケ...俺、か？」
『うん。イケメンっ』
「......」
そう言うとデンジくんは口を少し開けてまたもや唖然。
デンジくーん？と再度手のひらを顔の前で振ると意識が戻ってきた。
『モテるのもいいかもだけど、デンジくんは好きな人とかいないの？』
「え、あッ、...いな、くはねぇ」
『お！誰々？職場の人？』
「おう。っとよ、マキマさんって人で...」
『え！あの美人なお姉さん！？』
「え！？知ってるのか！？」
『デンジくんとすれ違う前に少し会ったの。三編みの人でしょ？』
そう言うとデンジくんはその人だ！と私に指をさす。いやはやなんとあのお姉さんか！
んー、でも納得しちゃう。眉目秀麗、しかもお兄ちゃんと同じくらいの歳に見えるのにお兄ちゃんより偉いみたいだし...才色兼備とはまさに彼女のことを表すのだろう。
もう少し詳しくマキマさんのことについてデンジくんに聞こうとすると、デンジくんは急に
『デ、デンジくんどうしたの！？』
「おれ、俺よ...いま思い出しちまったッ...」
『ん、ん？なにを？』
「おれ、ッおれよ...」
『うん、うんっ』
次の瞬間、デンジくんは爆弾発言を落とし会話は混沌を極めるのだった。
「マキマさんの、...胸揉んだんだ......」
『＿＿＿＿＿胸エェェェェエエ！？！？』
人目も気にせず叫んでしまい、挙げ句二人同時にブワッと顔を真っ赤に染め上げてしまう。
そういった経験がなく(恐らくデンジくんも無いと思いたい)、しかも年頃二人からしたらここから先は変にテンションと言うかなんというか、とにかく勢いがすごかった。
『そッ！なッ...！なんでそんな事に...！？』
「し、しかもッ...銃の悪魔倒したらッ、何でもしてくれるって...！なんでも、」
『ストッッップ！！！ダメダメそれ以上は多分ダメ！！』
しかしデンジくんは止まらない。
「それにマキマさんは” エ ッ チ な事は相手のことを理解すればするほど気持ちよくなる”とかとも言って、」
『 デ ン ジ く ん ！ ！ ！ 』
思いっきりデンジくんの口を両手で塞いだ。
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夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (
レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ - 多重婚じゃん (2023年1月3日 23時) (レス) @page43 id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 尊すぎて死んだわ。責任とっていっぱい更新してください (2022年12月21日 0時) (レス) @page45 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
デンジ - 好きだ！！！！！！！！！！ (2022年12月20日 18時) (レス) id: 4e0305d11f (このIDを非表示/違反報告)
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