パン１３個 ページ14
＊翌日＊
昨日のこともありAは両親に言われ念の為今日は学校を休んだ
別に大丈夫なのに...と、店番をしながら少し不貞腐れるAだった。
カラン
『いらっしゃいま...あ、アキさん！』
「あれ？Aさん、今日学校は...」
『あ...今日はちょっと養生、みたいな感じで休みました』
「あ、昨日の...そうだな。確かにあんな事があったんだから今日くらいは休むべきだ。
Aさんはただでさえ気負いやすいって先輩も言ってたからな」
『む、そんなことないです！
そんなことよりご注文はなんですか！』
「ハハ、そうむくれてると食べ物を詰め込んだハムスターみたいだなっ」
『アキさん！！』
クツクツと笑いをこぼしながらAの頭を撫でるアキ。その手は不器用だが優しさがこもっている。
相変わらずアキラがいない二人の時は小バカにするような言い方にAはもう一人の兄のように感じるも、ムキー！と威嚇するのだった。
『ぬぅ...それで、ご注文はなんですか？パンは選ばないんですか？』
「あぁ、今回もこっちのパンはいい。
食パンの六枚切りを一つと...Sサイズのコーヒーもらえるか？」
『分かりました。少々お待ち下さい』
裏にいるお母さんに食パンの事を伝え、Aはコーヒーを淹れる。
その間またもや他愛のない会話が続いた。
『今日は今からどちらへ？』
「新人の見舞いだ。昨日の件で色々あったからな...仕事もそこで少しある。
先輩は昨日の件の書類まとめやら何やらで早朝から忙しそうだった。」
『だからお兄ちゃん朝早くから...
あ、新人さん、早く治るといいですね。』
「一生寝てて欲しいもんだ」
『アキさん...(苦笑)』
やはりアキの言う新人とは例のクズさんか、とAはまたもや苦笑をこぼす
ついでに会計も済ませると、Aは新人さんにとアキにオマケを渡した。
『あ、そういえば昨日は公安のデビルハンターのチェンソーの悪魔さんに助けてもらったんです！
見た目はかなり迫力がすごいんですが...すごく心優しい人でしたっ」
「！チェンソー......そうか。
全く、Aさんは相変わらず悪魔のことも”人”だなんて言うんだな
...いや、アイツもまだ人、か...」
『え？』
「...いや、なんでもない。
ありがとな。また来る」
『はい！
いってらっしゃいアキさん！』
今日も一日が始まる
＊＊＊
マズいアキの口調が死んできた
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夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (
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夜桜 - 好きです。結婚してください。養うので (2023年1月10日 18時) (レス) @page43 id: 698aef88a4 (このIDを非表示/違反報告)
さにわ - 多重婚じゃん (2023年1月3日 23時) (レス) @page43 id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
ライ(プロフ) - 尊すぎて死んだわ。責任とっていっぱい更新してください (2022年12月21日 0時) (レス) @page45 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
デンジ - 好きだ！！！！！！！！！！ (2022年12月20日 18時) (レス) id: 4e0305d11f (このIDを非表示/違反報告)
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