十五歳だけど四年生！？【忍たま】

忍者14 ページ16

『(おぉ...！さすが先生...！！)』





Aは改めて見る土井先生の教師姿に感心していた。



　


どんどん説明していく土井先生。





　

すると、


「それと！」





と言った。

　

　


『「「「「？？？」」」」』




皆の頭にははてなが浮かぶ


　


　


そんな皆に土井先生は気にせずこう言う。


「今日は影ながらこの授業を見てる見学者がいる！」


　




『！！？』


もちろんAのことだ。

　





「「「えぇぇぇえぇえ！？！？」」」


は組やAは驚く。


特に驚いてるのはAだ。まさか見ていることをバラされるとは誰が思うだろうか。


　




　

は組はは組で大きく騒いでいる。


「どこ！？どこ！？」「土の下かな？？」「見学者なんて聞いてないよぉ〜！」「見るなら金払って下さ〜いッ！！」「きりちゃん…(呆)」「何処にいるんですか〜？？」


　

　



Aは焦りに焦り、覚えたての矢羽音を使い土井先生に訴える。

　


『！？ｯ！？！？

ッ〜！...ｼｯ」［先生！？］



　



土「！


そこか...ｼｨｯｯｽｯ」［こう言っとくと、こいつらもちゃんとするんだ］



　



いきなりで戸惑ったAだが、渋々...


『...ｽｨｯ』［分かりました...］

と言った。



　

　

土井先生はそんなAに


「ｼｯ」［ありがとう］



と微笑んだ。








　





　


　

『...




先生、綺麗だなぁ...』




なんて呟いたことを土井先生は知らない。
　







　
　

　


　
土井先生は未だ騒いでいるは組を静めるのに忙しかった。





そして静ませると更にカミングアウトする


「因みに、お前たちの先輩になる人だ！」


　



　


「「「...えぇぇぇぇぇぇ！！？」」」



言うとこまで言った。



　

　



そんな衝撃事実を告げられた一年は組の良い子達は...


「じ、じゃあ！先輩にいいところ見せなきゃ！」




「そうだね！」




「えぇ〜！！先輩でも閲覧料...((「「「きり丸！！！」」」




上から順に乱太郎、伊助、きり丸が喋る。


きり丸はちゃんと皆にツッコまれる。




そして、我らがリーダー庄左ヱ門が皆に向かって声を掛ける。






「よし、じゃあ早く取り掛かろう！みんな！」





　


「「「うん！！」」」









　

　




　



『...頑張って』




Aは微笑みながらそっとそう呟いた。

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