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#笑い過ぎ ページ6

瞬木「………そっ、か……わかんなかったのか」

A「…うん」



ぐしゃ、頭を抱えていた片手で目にかかる前髪を軽く掻きあげる。

ちょっとドキッとしたけれど、でもやっぱり怖いから私は視線をやや落として、目だけはー君を見つめた。



瞬木「……何にも、わかんなかったのか」

A「……うん」



はー君の視線が下がる。肩をふるふると震わせる。

ああ、うそ。表情わかんなくなっちゃった。
はー君、今どんな気持ちなの?何を考えているの?


はー君、早く教えて。



瞬木「……そう」

A「………」

瞬木「……そっか」

A「……」

瞬木「……」

A「……」

瞬木「……ふっ、」



はー君、喋んなくなっちゃったから暫くお互い無言だった。

でもふとはー君が何かを口にして、私はそっと顔を上げる。


はー君は相変わらず俯いたまま頭を抱えて肩を揺らしていたけれど
次の瞬間、もう片方の手をお腹に当てて、バッと顔を上げた。



そうして彼は私の目の前で盛大に、笑って見せたのだ。



瞬木「ぶははははははは!!ダメだ我慢出来ないっ!あっはははは!!」

A「えっ…え、えぇ…?!は、はー君…?!」

瞬木「井吹の挑発に乗ったって、お前も単純だなぁ!!つかそれに夢中になって本来の目的忘れるとかっ……!」

A「………………………」



どうしていきなり笑い出すのか、若干の狂気も感じたが
単純に私のマヌケな面を笑っていたみたいで、私はひーひー笑うはー君を睨みつける。



……さっき肩震えてたのって、もしかして笑い堪えてたの?

とゆうかそんなに笑わなくてもいいじゃん……
確かに井吹君の挑発に乗ったのは子供っぽいってバカにされるだろうけれど……



瞬木「あーもー、お前ってホンットそーゆー所あるよな!これだからAはっ…!」

A「…………悪かったですね、そーゆー所があって」



やっと笑いが収まった様子のはー君は目尻に浮かんだ涙を拭い、でもまだおかしいようでクスクスと笑いながら言う。

頭にきたのでそっぽを向いてはー君に背中を向けると、途端に後ろから「悪い悪い」とそこまで悪びれた様子のない謝罪の言葉が聞こえ、私は振り返ってはー君をまた睨んだ。

#ズルい→←#わかりませんでした



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*IJu*(プロフ) - リナさん» コメントありがとうございます…! イラストも見て下さって嬉しいです〜(´;ω;`)これからも更新頑張ります! (2018年9月25日 2時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - とても面白いし、絵も可愛くてすごいです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2018年9月24日 10時) (レス) id: a5bdddf277 (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - 悠吏さん» コメントありがとうございます…! これからも更新頑張ります〜!! (2018年5月21日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
悠吏(プロフ) - めっちゃ続き気になります!更新頑張ってください! (2018年5月21日 22時) (レス) id: b245c2163f (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - あいすLOVEさん» コメントありがとうございます〜!そう言って頂けて嬉しいです( ˇωˇ ) (2018年4月20日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*IJu* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年3月27日 1時

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