#キャプテンの重荷 ページ15
皆帆「だよね。あんなに人がいたんだもん。僕もちょっと緊張して来ちゃった」
野咲「私も〜!何だか新体操の大会の時より緊張する〜!」
久坂「野咲の場合はシャレにならないな……」
私達の話にさくらちゃんもソレっぽく頭を抱えて、久坂君に苦笑いされてしまう。
でも他の人達もやっぱり緊張してるみたいだった。
表情は皆強ばっていた感じがしたから。
…でもさくらちゃんのは大袈裟…かな?
鉄角「おいおいお前ら、決勝戦前になーに言ってんだよ?緊張なんて気合で吹っ飛ばせ!」
真名部「そんな事で吹き飛ばせるものならとっくにやってますよ…」
好葉「…真名部君も緊張してるの?」
真名部「なっ…?!そ、そんな事はありませんヨ!?」
A「ふふ、してるんだ」
真名部「うぐっ………」
信助「へぇ〜!意外だなぁ」
神童「素直に言えばいいものを…」
市川「相変わらずですね」
控え室内はいつもの和やかムード。
真名部君には悪いけれど、おかげで室内に張り詰めていた空気が解けた気がした。
でもふと一人会話に入っていない人物に気付いて、私はその人の方を見遣る。
それは皆も思ったのか、それとも私が見つめた方向が気になったのか。
1人、また1人と視線は私と同じ方向に向かい、気付けば全員がその人を見ていた。
彼はキャプテンマークを右手で押さえたまま、この場の誰よりも強ばっていた表情で俯いて椅子に座っていた。
でも眺めているのは床ではなく、何処かもっと遠い風景を見ているようで。
だがふと私達の視線に気付くと、彼は何処か不自然に笑ってぎこちなく首を傾げた。
天馬「…どうしたの、皆?」
A「……」
……キャプテン、まだショックなのかな。剣城君の事。
いいや、もしかしたら今日の試合の事で思い詰めていたのかも。
あるいは両方…って事も。
そこまで考えて、昨日のはー君の話を思い出す。
はー君は言っていた。キャプテンを爛ャプテン甓瓩るって。
でもきっとそれはキャプテン自身がそうしようと思ってしているんではないと思う。
キャプテンは無意識にそうやって振舞ってるんだ。
そうして余計に爛ャプテン瓩箸いβ減澆棒嫻い鯢蕕ご兇犬討靴泙辰討い襪鵑澄
こんな時、どう声をかければいいんだろう。
どうすれば、キャプテンは爛ャプテン瓩ら解放されるのかな。
42人がお気に入り
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*IJu*(プロフ) - リナさん» コメントありがとうございます…! イラストも見て下さって嬉しいです〜(´;ω;`)これからも更新頑張ります! (2018年9月25日 2時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
リナ - とても面白いし、絵も可愛くてすごいです!これからも更新頑張ってください!楽しみにしてます!! (2018年9月24日 10時) (レス) id: a5bdddf277 (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - 悠吏さん» コメントありがとうございます…! これからも更新頑張ります〜!! (2018年5月21日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
悠吏(プロフ) - めっちゃ続き気になります!更新頑張ってください! (2018年5月21日 22時) (レス) id: b245c2163f (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - あいすLOVEさん» コメントありがとうございます〜!そう言って頂けて嬉しいです( ˇωˇ ) (2018年4月20日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ