イドラのサーカス 326 ページ49
「優一さんッ!!博士ッ!?聞こえますかっ?!」
周りを木々で囲まれた、人気のない荒れた道を駆けながら、目深までフードを被った少女は片耳のインカムに必死に声を掛けた。
しかし向こうから聞こえてくるのは『ピーー』という甲高い機械音だけで返事は無く、少女はギリリと歯を食いしばりながら走り続けた。
「ねぇ、いつまで逃げるつもり?」
そんな少女の後ろを追う3人の人影。
いずれも少年達のようで、その内の1人が牘騰瓩脳女の行く手を阻みながら尋ねた。
しかし少女が狄燭湛な甕手を前に突き出すとたちまち壁のように阻んでいた牘騰瓩肋辰┝困
更に左手を後方に向けると、突如鋭利なナイフが現れてその全てが少年達に向かって行った。
しかしそれらは全て飛んでった途中で、まるで狃杜廊瓩0になったかのように、一瞬だけふわりと空中に佇み、その後真っ直ぐに地面に落ちていった。
「そ、そんな攻撃しても無駄だぞ!
狠陳広瓩呂錣りやすいんだ、だから!!」
「ッ…」
少女は妨害に失敗し、眉を顰めると再び正面を向いた。
その時、いつの間にか目の前には狢腓な動物瓩現れていて
動物はその長く鋭利なツメを大きく振り払って、少女の頭を狙った。
しかし間一髪、少女が咄嗟に後ろに仰け反ったお陰で、被っていたフードを掠めただけで少女には当たらなかった。
だがそのせいでフードが破けてしまい、あっという間に少女の顔が露になってしまう。
彼女は結ばれたオレンジ色の長い髪を振り乱しながら、後ろに手を付いて動物から距離を置くと対峙した。
すると目の前の動物は突如青白く光り始め、少しずつそのシルエットが人型になっていく。
やがて光が収まると、そこにはメガネをかけた少年が立っており
彼はニッを歯を見せて何処か彼女を嘲笑するような笑みを浮かべると、首を傾げて吐き捨てた。
「やっと追い詰めたぜェ?ボク達の狠陳広瓩気鵝
「…」
「…いい加減狠陳広瓩ら離れろ。
ソイツは爛謄瓮Л瓩離皀鵑覆鵑犬磴佑Г鵑世勝」
だが途端に眼光を鋭くして、鷹のように睨むと、少女は一歩後退る。
後ろを振り返って見れば後を追い掛けていた2人の少年達も追い付いたようで
少女は3人に囲まれた、ジリジリと距離を詰まれていた。
「__イヤだ」
少女は3人を睨みながら、呟いた。
そしておもむろに左手で銃を
「__彼女はもうボクのモノだ!!」
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いろは@裏垢(プロフ) - *IJu*さん» そうなんですよ…… もう絵は出来上がっているんですけどバージョンが古いのか容量が足らないのかわかりませんが反応が遅くて………まぁ頑張ります!年単位では絶対に有り得ませんけど笑 1日でも早く載せることができるように最善は尽くします(; ・`д・´) (2017年8月11日 20時) (レス) id: 85a6a05115 (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - いろは@裏垢さん» こんばんは! 没収されてしまったんですか……大丈夫ですよ、無理はしないで下さいね? こちらは何日でも何年でも気長に待ちますから〜! (2017年8月11日 1時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
いろは@裏垢(プロフ) - *IJu*さん» こんにちは!実は、親に携帯を没収されて…。それでこっちで送りたいのでもう少しかかるんです。すみません。 (2017年8月9日 20時) (レス) id: 85a6a05115 (このIDを非表示/違反報告)
*IJu*(プロフ) - いろは@まろうさぎさん» コメントありがとうございます! いえいえ、気長に待っているので大丈夫ですよ〜! 慌てないで下さい( ˇωˇ ) 完成楽しみにしてますね〜! 更新頑張ります!、 (2017年8月6日 0時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
いろは@まろうさぎ(プロフ) - *IJu*さん» すみません!!出来上がりに手こずってしまい……あと2日ほどで塗り終わりそうなのでそれから載せさせて頂きます。更新がんばってください! (2017年8月5日 9時) (レス) id: c9a372b3fb (このIDを非表示/違反報告)
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