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○消えたゴウセル○ ページ13

その後は牾海謀个辰舛礇瀬甅瓩辰凸鸞してから家に帰り、夕飯を食べて毛布にくるまった。

因みにベットはゴウセルに貸しているから、私は床で寝ているの。
でも床に直接寝るから固くて、まだ慣れてないから時々夜中に起きちゃうの。


その日もそのせいなのか、いつもなら眠っている時間に目が覚めてしまって。

私は1つ欠伸をすると、そのまま眠ろうと目を閉じる。



「………………あれ?」



…の前に、ゴウセルはどうしてるかな、なんて何となく気になってベットを見上げてみた。

しかしそこには何故かいるはずのゴウセルがおらず、私は思わず固まった。



…トイレ、なのかな?
それとも本を選びに隣の部屋?

考えつく限りの可能性を浮かばせながら、私は立ち上がりうろうろと部屋を彷徨いた。


トイレ、台所、お風呂場、リビング、隣の部屋、倉庫、釜戸前……


部屋の隅々を見て周り、家周辺の外も見てみたが、ゴウセルらしき人影は見当たらず。

入れ違いになったか、なんて淡い期待を抱きながらベットの所に戻ってみたがやはりそこにもゴウセルはいない。


どうして、何処に、ってゴウセルの居場所を考えたかったけれど
考える前にもう答えが浮かんでいて、私はベットの前にへたり込むと、服の裾を弱々しく握り締め俯いた。




______きっと、ゴウセルは逃げたんだ。



だって、それしか考えられない。
この家にいないんじゃ。

きっとそうだ。ゴウセルは私が気持ち悪くて出ていってしまったんだ。私から逃げてしまったんだ。


そうか、そうだよね。包帯だらけの女の子なんて、気味が悪いに決まってる。

そうでなくてもこの包帯の下の肌を見たら逃げたくなるよね。
ゴウセル、包帯の下の肌見ちゃったみたいだし。



考えれば単純な事。

お人形さんみたいだと思っていたけれど、やっぱりゴウセルはちゃんと人間だった。


やっぱり私は、気持ち悪かったんだ。



「あ、はは………そっか……そっかぁ……

そう、だよね……そ…だ、よね……」



自虐的な笑みが漏れる。

それと同時に目からも何かが漏れる。


ポタポタと流れ出るソレは、私の服にシミを作った。


ああ、どうして泣いてるの。

わかってた事なのに。



どうしてこんな気持ちになるの。

わかってた事なのに。

○いやだ○→←○傷付く姿なんて○



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*IJu*(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます〜!お気に召して頂けたようてま( ˇωˇ ) なるべく早く更新できるように頑張ります…! (2018年7月23日 0時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - すごく面白いです!!!早く続きみたいです!! (2018年7月22日 10時) (レス) id: 68aa123671 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*IJu* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年1月23日 1時

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