動揺なのです ページ4
「と、いうことが昨日ありました」
瞬間、ボキッとシャーペンの芯が折れる音が響く。
それは向かいに座っている陣君から発せられたものです。
日曜日、午前から私は陣君と和人君を招き、勉強をしていました。
私はその時のカリカリとただシャーペンを問題集に走らせる音だけが響く空間が少し気不味く感じたので、
昨日不動さんと遊んだ事を話したら、何か……
陣君が動揺しました…？
「……え？！
あ、あの不動さん泊まったんですか！？
Aの部屋にっ！！？」
「いや、いま断られたって言ってたよね」
「何かされてませんよね！？
大丈夫ですか！！？」
「ちょっと落ち着こうよ、真名部君…」
そしていきなり立ち上がり、私の肩をガクガクと揺らす。
和人君はそんな陣君を見て困ったように笑う。
…笑ってないで助けてほしいです。
「何もされてませんよ？
ただ、ちょっと抱き締めただけ…」
「えぇ？！だ、だだだ抱き締めた！？
無理矢理抱き締められたんですか！？A！？」
「あの、無理矢理じゃなくてちゃんと許可を取って……」
「許可ぁ！？
許可出したんですかA！？
何で出しちゃったんですか！？」
「あの、私じゃなくて不動さんが…」
「真名部君、話聞いてあげようよ。
Aに嫌われちゃうよ？」
和人君がそう言うと陣君は一瞬固まり、
そのままゆっくりと私を開放してくれました。
…別に、そんな事で嫌ったりしないのに。
「…で、Aは不動さんと何してたの？」
「一緒に神経衰弱をしました」
「あぁ……そうなんだ」
正直に答えると、和人君は何故か肩をガクッと落とす。
…何を期待していたのでしょうか。
「…それで何故、抱き締められたんですか」
「私から抱き締めたんです」
「……何故、抱き締めたんですか」
陣君は終始ブスッとした表情で何故か正座をしていた。
正座をしろ、と誰が言ったのでしょう？
「不動さんが神経衰弱で負けたからです」
「…はい？」
「罰ゲームとして私の命令を一つ聞いてもらいました」
私がそう答えると、陣君は目をパチパチと瞬かせ、
和人君は意味ありげに一人頷いていた。
「え…な、何故そんな命令を…？
ほ、他にも命令なんて考えられましたよね？
何故そんな…だ、抱き締めるなんて命令を……？」
そして次に陣君は答えるのが非常に面倒くさい質問をしてきました。
そんなの……あの時の私にしか、わかりませんよ。
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修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» あ、やっぱり← 私ね、とある授業で空見てたら先生に「好きな子でも出来たかい？」って言われて吹いた。 (2015年8月9日 23時) (
レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 修季さん» あ、ごめんもうダメだ僕(´･ω･`)← 既にやってる常習犯(´･ω･`)←← (2015年8月9日 0時) (レス) id: 4f6a541d49 (このIDを非表示/違反報告)
修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» 授業中は寝てるか妄想してるかのどっちかだからw ※良い子は真似してはいけません。良い子じゃなければ真似していいよ★ (2015年8月6日 17時) (レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 修季さん» マジか羨ましい(´･ω･`) 仕方ない、寝るのは仕方ないよ← (2015年8月6日 11時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» でも、私頭良いほうなんだよ(笑) どうも、地学と化学が難点だけど…… でも、授業中寝てるから内申点やばい←← (2015年7月29日 8時) (レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
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