ちょっとからかうのです ページ29
「A、ダメですよ。
不動さん達に迷惑がかかりますよ」
陣君にそう言われ、私は私なりに陣君を睨み付けてから下を向く。
何故、ダメなのでしょうか。
別に、ちょっとくらいいいじゃないですか。
そんなに不動さんが嫌いなのでしょうか。
「………
………ハァ……」
頭上から不動さんの溜息が漏れる。
私が顔を上げると不動さんに頭をポンポンと軽く叩かれ、私は思わず目を見開いた。
「……鬼道、こいつらも連れてっちゃダメか？」
そして不動さんは鬼道さんの方を向いて、ぶっきらぼうにそう告げた。
鬼道さんは少し驚いた表情をしてから、少し戸惑い気味に返事を返す。
「ああ…俺達は構わないが…
……いいか、それで？」
鬼道さんに尋ねられ、陣君と瞬木君は顔を見合わせた後、ほぼ同時に私の方を見た。
片方は驚いた表情をして、
もう片方はそれにプラス怒っているような表情。
「別に、行きたくないならいいのですよ。
私だけでも楽しんで来ます」
「あ、あのですね…！」
「陣君は不動さんの事があまりお好きではないようですし…」
「ち、違、違います！！
そういうことではなくって……」
「では、陣君は不動さんが好きなのですか？」
「だから！そういうことでは……」
「話聞けよ、A」
「いっ…！！」
さっきの恨みも込めて少し陣君をからかっていると、瞬木君に本日3度目のチョップが振り下ろされ、頭を抑える。
…痛い。
瞬木君は力加減が出来ないのでしょうか。
「真名部もそうやってすぐ熱くなるな。
話がややこしくなる」
そして瞬木君は陣君を宥めると、小さな溜息を吐いた。
…何故陣君にはチョップをしないのでしょう。
今度は私は瞬木君を睨み付ける。
「…ま、俺は別にいいけどな」
「え…？！」
「だってもう行くとこねーじゃん。
丁度暇だったし、いいんじゃない？」
睨んでしまって申し訳ありませんでした。
瞬木君はわかってくれています。
「……じ、じゃあ…僕も行きます……」
瞬木君の言葉に陣君は戸惑いつつも、渋々といった様子で頷いた。
…別に、嫌なら嫌と言えばいいのに。
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修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» あ、やっぱり← 私ね、とある授業で空見てたら先生に「好きな子でも出来たかい？」って言われて吹いた。 (2015年8月9日 23時) (
レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 修季さん» あ、ごめんもうダメだ僕(´･ω･`)← 既にやってる常習犯(´･ω･`)←← (2015年8月9日 0時) (レス) id: 4f6a541d49 (このIDを非表示/違反報告)
修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» 授業中は寝てるか妄想してるかのどっちかだからw ※良い子は真似してはいけません。良い子じゃなければ真似していいよ★ (2015年8月6日 17時) (レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 修季さん» マジか羨ましい(´･ω･`) 仕方ない、寝るのは仕方ないよ← (2015年8月6日 11時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» でも、私頭良いほうなんだよ(笑) どうも、地学と化学が難点だけど…… でも、授業中寝てるから内申点やばい←← (2015年7月29日 8時) (レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
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