バカにされたんだ ページ27
結局、瞬木の説得によってジャンケンで公平に決める事となり、その勝負は古城が勝った。
なので古城が言っていたように俺と一緒に鬼道達を待つ事になり、それに瞬木と真名部も付き添うことに。
ハァ…さっきのはどうなるかと思った。
瞬木がいなかったら今頃酷いことになってただろうな。
つか、この2人でも喧嘩はするのな。
「…来ましたよ」
スマホで時刻を確認しながら、そんな事を考えていると不意に古城が俺の服の袖を軽く引っ張り、俺を見上げる。
顔を上げると確かに前方から鬼道と佐久間が小走りで駆けてくるのが見えた。
俺はスマホをポケットに突っ込み、2人が来た際の第一文句を頭の中で考えてとく。
「すまない不動、遅れてしまって…」
案の定開口一番に鬼道は俺に謝ると視線を古城、瞬木、真名部に向けて眉を顰めた。
佐久間も俺に謝ってから同じような顔をする。
「古城…？それに君達は…」
「金曜日振りです、鬼道さん、佐久間さん」
古城は軽く頭を下げると無表情で淡々と挨拶をする。
しかし他の2人は少し驚いた表情をしていた。
「あ、貴方はあの時の…」
「ああ、久しぶりだな真名部、瞬木」
「お会いした事があったのですか？」
会話の途中で古城は首を傾げて、真名部の方を見る。
真名部はメガネをクイッと上げると、古城の問いに頷いた。
「ほら、3年前のサッカー大会の時に…」
「ああ、あの宇宙がどうたらこうたらっていうやつで会ったのですね」
真名部の話の途中で全てを理解したようで、古城は1人納得したように手を叩いた。
そんな2人を不思議そうに見つめた後、佐久間は訝しげに俺に尋ねた。
「……それで、不動
この3人はどうして此処に…？」
「…見つかった」
「は…？」
「相変わらず面倒くさがりなんですね」
なので俺は大雑把に説明してやると、古城が横から口を挟んだ。
「面倒くさいも何も…端から話したら長くなるだろ」
「それをわかりやすくまとめればいいんですよ。
ただ事実をそのまま説明されてはゴタゴタしてわかりにくいのです。
説明したい所だけを取り出して、それをまとめ、相手にわかりやすく伝える。
面倒くさがらないで少しは頭を働かせましょう」
「それ完っ全に俺をバカにしてるよな？」
何故か偉そうに語り出し、古城は俺の頭を指さす。
元々イライラしていたのもあり彼女の睨みつけると、古城はクスッと微かに微笑んだ。
……もう、何なんだよコイツ。
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修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» あ、やっぱり← 私ね、とある授業で空見てたら先生に「好きな子でも出来たかい？」って言われて吹いた。 (2015年8月9日 23時) (
レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 修季さん» あ、ごめんもうダメだ僕(´･ω･`)← 既にやってる常習犯(´･ω･`)←← (2015年8月9日 0時) (レス) id: 4f6a541d49 (このIDを非表示/違反報告)
修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» 授業中は寝てるか妄想してるかのどっちかだからw ※良い子は真似してはいけません。良い子じゃなければ真似していいよ★ (2015年8月6日 17時) (レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 修季さん» マジか羨ましい(´･ω･`) 仕方ない、寝るのは仕方ないよ← (2015年8月6日 11時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» でも、私頭良いほうなんだよ(笑) どうも、地学と化学が難点だけど…… でも、授業中寝てるから内申点やばい←← (2015年7月29日 8時) (レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
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