服を選んでるんだよ ページ21
「すみません、プレゼントが決まったのに付き合わせてしまって……」
俺の用が済み、次は先程カフェで話した通り、Aの服選びに付き合う事になった。
まぁ、提案したのは俺だし
Aも見たがってたから、ついでだついで。
「いいよ、別に。
それよりお前って一応オシャレとかするんだな」
「まぁ、一応、生物学的には女性という立場ですからね」
「…なんだよ、その仕方なく感」
「どんな感ですか、それ」
俺の少しふざけた返答にAは眉を微かに顰める。
…冗談なのに。
「でも本当、珍しいですね…
A、何かありましたか？」
「…いえ、特には」
「…え…？
な、何故、目を合わせてくれないんですか…？」
「深い意味はありません」
嘘つけ。
真名部が少し不安げな表情になり、さらに問い詰めようとした所で、
丁度目的地に到着し、Aは逃げるように店内へと入って行った。
…何だ、アイツ。
そんなに言いたくない事情かよ？
…………まさか、
男……とか。
−−−
Aに続いて店内に入る。
そこは落ち着いた雰囲気の店内で服も女の子らしいものが揃っていた。
そんなに派手なものはなく、
ワンピース系が多い気がした。
「こっちです、二人とも」
少し離れた所でAが手を振り、俺達に声を掛ける。
真名部は少し足早にAの方へ向かい
俺はそのあとに、普通に歩いて続いた。
「このワンピース、どうでしょうか？」
俺達がAの所へ辿り着くと
彼女は早速一着のワンピースを自分の体の前に翳して、俺達に尋ねた。
「似合わない」
「ですね」
なので俺は正直な感想を述べると、真名部もそれに同意する。
Aは少しムスッとした顔になりながらもそのワンピースを戻して、次のワンピースを取り出し同じように体の前に翳した。
「うーん…その色は少し、Aには少々派手と言うか…」
「では、これは？」
「…短くないか？」
「ではこっちは？」
「…子供みたいですね、何だか」
「…」
何度か同じ事を繰り返しているとAは真剣な表情で他のワンピース達を黙って見つめる。
……真面目に選んでるよ、コイツ。
「Aには、こういうのが似合うと思いますよ」
そんなAの隣に並び、真名部は一つのワンピースを手に取った。
水色の爽やかなワンピース。
後ろの薄紫色のリボンがアクセントになっている。
……確かに、似合いそう。
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修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» あ、やっぱり← 私ね、とある授業で空見てたら先生に「好きな子でも出来たかい？」って言われて吹いた。 (2015年8月9日 23時) (
レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 修季さん» あ、ごめんもうダメだ僕(´･ω･`)← 既にやってる常習犯(´･ω･`)←← (2015年8月9日 0時) (レス) id: 4f6a541d49 (このIDを非表示/違反報告)
修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» 授業中は寝てるか妄想してるかのどっちかだからw ※良い子は真似してはいけません。良い子じゃなければ真似していいよ★ (2015年8月6日 17時) (レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 修季さん» マジか羨ましい(´･ω･`) 仕方ない、寝るのは仕方ないよ← (2015年8月6日 11時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
修季(プロフ) - ＊IJu＊さん» でも、私頭良いほうなんだよ(笑) どうも、地学と化学が難点だけど…… でも、授業中寝てるから内申点やばい←← (2015年7月29日 8時) (レス) id: e03a3511de (このIDを非表示/違反報告)
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