○彼の本屋○ ページ9
「うわぁ……！」
本屋に入るとAは感嘆の声を漏らし、キラキラした瞳で売られている本を見つめた。
「本がいっぱいあるよ、ゴウセル！」
「本屋だからな」
興奮しているのか俺の服の裾をグイグイと引っ張りながら本棚を指差すAに、俺は冷静にツッコミをいれた。
するとAは「あ、そーだった！」と苦笑してから、本棚の本を眺め始めた。
そして気になる本を見つければ本棚から抜き出し、ペラペラと捲る。
その間俺は、�狹弘��瓩了僂�無いか周りを見渡した。
彼の記憶はあの時に一部を上書きした。
だから、思い出す事はないはず。
無いはずなのだが…念には念を入れて。
まぁ、思い出した所でまた上書きすればいい話なのだが。
「…ゴウセル、どうしたの？
そんなにキョロキョロして」
�狹弘��畸気靴討い襪函△佞�Aが読んでいた本から顔を上げて俺を見上げた。
俺は「問題無い」と答えて彼女の頭を撫でたのだが、途端にAは不安気な表情をして声を潜めた。
「…もしかして、ゴウセルが言ってた聖騎士が近くにいるの…？」
「いや、そうではない。
何もいないから、安心しろ」
「…本当に？」
「ああ、本当だ」
そう言ってやるとAは頬を綻ばせて「そっか、良かった」と微笑んだ。
そして「ゴウセルも本探そうよ」と言って、本棚を指差した。
…これ以上、Aを不安にさせるわけにもいかない。
俺は彼女の言う通り本棚の中から気になる本を抜き出して、ページを捲った。
……とりあえず、�猗爿瓩砲弔い討�1度忘れよう。
今は、この本を読むのに集中だ。
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パセリン(プロフ) - ＊IJu＊さん» (*^^*) (2016年7月21日 1時) (
レス) id: 9b51e61c30 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - パセリンさん» ご指摘ありがとうございます！早速直しました！ いつも見に来て下さってありがとうです… |ﾟДﾟ))) 更新頑張りますっ！！ (2016年7月21日 0時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
パセリン(プロフ) - ゴウセルの台詞が、「ああ、降ってるな」が、「ああ、振ってるな」になってますよー！ 毎回更新されるのを楽しみにしています！頑張って下さい(*^^*) (2016年7月21日 0時) (レス) id: 9b51e61c30 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - パセリンさん» ありがとうございます！更新頑張りますっ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年5月9日 23時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
パセリン(プロフ) - ＊IJu＊さん» はい！！更新楽しみにしてますね♪頑張って下さい(*^-^*) (2016年4月30日 17時) (レス) id: 9b51e61c30 (このIDを非表示/違反報告)
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