○彼との話○ ページ35
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらっちゃおうかな？」
「やったぁ！！久しぶりのお客さんだっ！！」
ルーデンはﾆｺﾘと微笑み首を縦に振ると、Aは嬉しそうに笑い、彼を家に招いた。
俺は彼女の言う通りに彼を椅子に座らせると、机を挟んだ正面の椅子にAを座らせ、俺は1人台所へと向かった。
Aに言われたハーブティーを入れる為だ。
ハーブティーの入れ方はAから教わっているので、俺でもちゃんと入れられる。
もちろん味も保証する。
ハーブティーを入れているその間、俺は耳だけ2人に傾けて会話を聞くことにする。
「へぇ…中はこんな風になってたのか…」
「えへへ…汚くて、ごめんね？」
「いやいや、全然汚くないよ。
よく片付いてて綺麗だ」
苦笑するAにルーデンはﾆｯと笑顔を浮かべながらそう言うと、部屋を見渡した。
綺麗なのは当然だ。
あまりこの家には物が無いからな。
あるとしたら隣の部屋の本と、倉庫の日用品ぐらい。
あまり彼女は小物などを置きたがらないから。
「それよりフリージア、何か困っている事は無い？」
「困ってる…事？」
「何でもいいんだ。俺も何かキミの力になりたくて」
「んー…そう言われても…」
Aはルーデンの言葉にうんうん唸り出すと、首を捻って眉を顰めた。
ルーデンはそんな彼女の方をじっと見つめる。
丁度その時、ハーブと熱湯の入ったポットと2つのカップを持って戻って来ると、俺は2人の前にカップを置き、空いていた椅子に腰を下ろす。
そしてそのまま、黙り込む。
「…多分、大丈夫かな」
するとAは顔を上げて微笑み、ﾁﾗﾘと俺の方を見遣る。
ルーデンは彼女の返答に首を傾げて「どうして？」と尋ねると、Aはﾆｺｯと笑いながら言った。
「だって、私には頼れるお友達のゴウセルがいるもん！」
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パセリン(プロフ) - ＊IJu＊さん» (*^^*) (2016年7月21日 1時) (
レス) id: 9b51e61c30 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - パセリンさん» ご指摘ありがとうございます！早速直しました！ いつも見に来て下さってありがとうです… |ﾟДﾟ))) 更新頑張りますっ！！ (2016年7月21日 0時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
パセリン(プロフ) - ゴウセルの台詞が、「ああ、降ってるな」が、「ああ、振ってるな」になってますよー！ 毎回更新されるのを楽しみにしています！頑張って下さい(*^^*) (2016年7月21日 0時) (レス) id: 9b51e61c30 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - パセリンさん» ありがとうございます！更新頑張りますっ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2016年5月9日 23時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
パセリン(プロフ) - ＊IJu＊さん» はい！！更新楽しみにしてますね♪頑張って下さい(*^-^*) (2016年4月30日 17時) (レス) id: 9b51e61c30 (このIDを非表示/違反報告)
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