彼女の心配 ページ28
団長の勝利かに思われたが、それはまた気が早かった。
ヤツら、さっきおっさんに使った�狎弧燭亮境瓩箸笋蕕埜鮓澆鵬麌�しては団長の相手をしてを繰り返していた。
それでも団長の強さは僕達の比じゃない事ぐらいは容易にわかる。
なんせあの〈十戒〉を相手に出来てるんだから。
いや……寧ろ、団長の方が優勢じゃないか？
きっと1対1だったらもう決着はついているだろう。
「団長…すごいです！！」
「伝説の〈十戒〉二人を相手に…たった一人で互角以上に渡り合ってる！！」
「正確には絶えず一方を戦闘不能に追い込み、一対一の状況を保ち続けているようだ。
もちろん団長の力量があって初めて可能な芸当ではあるな」
「凄いわ、メリオダス……！これ、勝てるんじゃない？」
圧倒的な団長の強さに勝利の希望さえ見えて来た。
というか本当に勝つんじゃないか？
そうなったらちょっとは驚異が減って〈十戒〉どももさぞ困るだろう。
皆が水晶に映る光景に目を見張っていると
不意にキングが複雑そうな顔をして口を開いた。
「そうだね…彼本来の力が戻っただけでも十分戦えるうえに例の魔神の力を纏っているんだ…圧倒的だよ！
オイラには正直、手を抜いているようにさえ見えるな。
どうやらメリオダスは〈十戒〉と顔見知りのようだしね」
「その〈十戒〉が言ってたぜ♪
団ちょは魔神族の裏切り者だってな。
いや…魔神だろうとなかろうと、団ちょは団ちょだ」
続けてバンの話も初耳で、僕は思わず目を見開いた。
確かに団長はヤケに魔神族に詳しいなとは思っていたが…まさか〈十戒〉と顔見知りとは。
しかも魔神族の裏切り者…って事は、やはり団長は魔神族の敵って事なのだろう。
……団長については昔から謎が多いし
色々と気になる事はあるが、今は団長の無事を祈ろう。
この戦いが終わった後に、団長本人から聞けばいい。
だから団長、とっとと終わらせてちゃんと戻って来てよね。
「話がよく見えないんだけど…メリオダスは優しいコだよ。裏表なんてないと思うな。ハーレクインと同じように」
「ディアンヌ………」
「ま、確かに悪いヤツではないよな。
……アホみたいに優しいし」
「敵の敵は俺たちの味方だ！！」
「言っとくけどオイラはまだキミのこと許してないからね」
「メリオダス様、必ず無事で帰ってきて…！！」
戦いの行く末を見守る中
突如、連続して響く大きな音と共に
水晶の中の映像が砂煙に包まれた。
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＊IJu＊(プロフ) - しらすさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです( ´ ▽ ` )更新、頑張ります〜！ (2020年4月7日 2時) (
レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
しらす - 文章が上手くて読みやすいです。更新頑張ってください！期待しています！ (2020年4月6日 0時) (レス) id: 6cdd349fb5 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - フリースラさん» コメントありがとうございます！ノロノロ更新ですが頑張ります〜！ (2020年3月7日 0時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
フリースラ - 続き楽しみにしてます (2020年3月6日 21時) (レス) id: d392d98f0d (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - たこクラゲさん» コメントありがとうございます〜！ゴウセル推してるんですね！ゴウセルはいいぞ……()楽しんで頂けたようで良かったです(*´∀｀) (2019年6月25日 1時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
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