彼女の焦り ページ5
魂が渦巻く空を見上げて、僕は呆然と立ち尽くす。
いない。彼女がリラが此処に。
彼女の魂が何故か此処に、いない。
いない……いない。いないいないいない…！？
「な、なんで…どうして……？！
ちゃんと『
想定外の事が起こり、僕は慌てて黒の魔導書を引き寄せるとﾊﾟﾗﾊﾟﾗと捲り、そのページを開いた。
予定では此処で彼女の魂を呼び寄せ、用意した身体…つまりゴウセルの魂と入れ替わるはずなのに。
何か手順を間違えたか…？だとしたら一体何処？
呪文？魔法陣？場所？それとも他か？？
わからない、わからない…！
どうして彼女が此処にいないのか、わからない。
親友である彼女ならば、私の問い掛けに答えてくれるはず。来てくれるはずなのに。
「どうして……？」
「なんだか困ってるみたいだな？」
何度も本の説明を眺めながら原因を頭の中で必死に探していると
ふと背後から声がして、僕は咄嗟に振り返る。
するとそこには団長が立っていて
彼は腰に手を当て首を傾げると、ﾆｯと笑みを浮かべた。
……
「実験失敗か？ﾆｯｼｯｼ」
「うるさいっ…！」
何処か挑発するようなその態度に僕は苛立ち、手を前に突き出すと途端に地面に生えていた草花がざわめき出した。
続けて横に払うと団長の足元に伸びていた草花が急速に伸び始め
団長が「あっ」と言う間に彼の足を、手首を、胴を縛りあげる。
「あらら」
「メリオダス殿！！」
しかしその直後、アーサーが剣を薙ぎ払って団長を捕らえていた草花を切り刻む。
そうして団長とアーサー2人は僕と対峙するように向きを変えると、まるで睨むように僕を射た。
…面倒くさい、コイツら。
どうして僕の邪魔ばかりするの。
お願いだから、放っておいてよ。
このままにしておくのも厄介なので、僕は次の攻撃を仕掛けようと紫のと『
その時だった。
『A』
彼女の声が、聞こえたのは。
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眼鏡っ娘☆ - あ！「返信ありがとうございます」って日本語がおかしいですね！正しくは「コメントへのお返事をくれてありがとうございます！」のつもりでした。意味が分からないコメントで本当にごめんなさい！長文ですみません！ (2017年7月30日 0時) (
レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡っ娘☆ - ついにゴウセルの登場だぁ！(σωσ)ゞ返信ありがとうございました！ (2017年7月10日 0時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 眼鏡っ娘☆さん» コメントありがとうございます！！ はい！これからも更新頑張ります(｀･ω･´) (2017年7月4日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡っ娘☆ - 更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2017年7月1日 10時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - おお！ワクワクの展開！続き楽しみにしてますね(*^-^*) (2017年3月3日 23時) (レス) id: d847c59499 (このIDを非表示/違反報告)
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