彼女の対決 ページ33
………タイマン…って、事なのかな。
要は彼女との魔法対決、って所だろうか。
僕は2冊の魔導書を受け取って、自分の周りに浮かせると、目を細めて彼女を見遣る。
彼女は相変わらず微笑みを絶やす事なく、またたおやかに佇んでいた。
その佇まいから何を考えているのかイマイチ読めない。
元々彼女は嘘を吐くのが上手いのに、可笑しくなってからずっと笑ってるんだもん。
感情に鈍い僕にとっては尚更、読めない。
「……ゴウセル、手ェ出すんじゃねぇぞ」
「A、罠の可能性がある。相手の誘いに乗るな」
「イイから、絶対、手ェ出すな」
案の定何やら言い出したゴウセルだが、僕はそれを無理矢理大人しくさせ、手は出さないよう言って聞かせると
ヤツは案外簡単に頷いて「わかった」と言い、数歩僕から距離を取った。
コイツが空気を読むとは…珍しい。
いつもこれぐらい聞き分けがイイとこっちもやりやすいんだが……
ゴウセルが安全な所まで離れるのを確認してから僕は彼女と対峙する。
リラを睨みつけると彼女はまたｸｽｸｽ真っ黒い瞳で笑って、おもむろに両手を広げた。
「どうぞ、いつでもお好きな時に」
「………行くよ、リラ」
彼女と目が合うのを合図に、僕は『
それらを皆全て彼女目掛けて飛ばすが、リラはひょいひょいといとも簡単に見切ってかわした。
「ああ、言っておくけれど、今だけ�猗深有瓩遼睥呂論擇辰討�くわ。
でも、遠慮はしないでねA。
殺すつもりでかかってきなさい」
「っ……わかってるよ！！」
かわしながら告げる彼女に僕は半ば驚きつつも、次の魔術攻撃を仕掛ける。
今度は�犲�然�瓩遼盻僂鮖箸ぁ�地面に生えた草花を操ってリラを攻撃した。
しかしそれもリラは軽くかわすと、艶やかな黒髪を揺らしながらまた笑う、笑う。
っ……やっぱり、リラ相手だと調子が狂う。
でも、でもこれで彼女を認めさせないと。
僕は一人前の魔女だって、認めさせないと。
でないと彼女をこのまま静かに、寝かせてあげることが出来ないから。
「………マズイな」
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眼鏡っ娘☆ - あ！「返信ありがとうございます」って日本語がおかしいですね！正しくは「コメントへのお返事をくれてありがとうございます！」のつもりでした。意味が分からないコメントで本当にごめんなさい！長文ですみません！ (2017年7月30日 0時) (
レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡っ娘☆ - ついにゴウセルの登場だぁ！(σωσ)ゞ返信ありがとうございました！ (2017年7月10日 0時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 眼鏡っ娘☆さん» コメントありがとうございます！！ はい！これからも更新頑張ります(｀･ω･´) (2017年7月4日 23時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
眼鏡っ娘☆ - 更新頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2017年7月1日 10時) (レス) id: 0e24f7fe4c (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - おお！ワクワクの展開！続き楽しみにしてますね(*^-^*) (2017年3月3日 23時) (レス) id: d847c59499 (このIDを非表示/違反報告)
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