彼女の驚き ページ9
「な、なるほど……それでそんな姿に……」
キャメロットに魔神が現れた事。
〈七つの大罪〉が魔神の王直属の精鋭部隊〈十戒〉に成す術もなくやられてしまった事。
そしてマーリンが〈十戒〉によって石像にされた事。
ゴウセルが偉大なる術士により造られた
僕がいない間のキャメロットの話を聞いて
そしてゴウセルの正体を知って、僕は終始驚く事しか出来なかった。
ま……まさか、僕がいない間に魔神族がやって来るだなんて……
しかも団長達じゃ全く歯が立たなかったと言うじゃないか。
それだけ魔神族…〈十戒〉ってヤツはやばいヤツなんだ。
しかもゴウセルが人形だっただなんて…
道理で攻撃してもケロッとしてるはずだ。
「つか、そんなヤバい奴らが復活したとか…相当ヤバいじゃねーか」
『ああ、実際はそんなものでは済まされないな』
話を一通り聞き終え、僕がそう零すとマーリンも深刻そうな口調でそう告げた。
いつもは冷静なマーリンが。
「…そう言えば、団長達は？
バンもキングも…あと、ディアンヌと王女さんも」
そう言えば、と思って僕は周りを見渡しながら尋ねた。
いくら無事だと言われても、やはり心配にはなるもんだ。
〈
「団長と王女は今しがたディアンヌの所へ。
バンとキングはお前が店を出てすぐ後に出て行ったぞ」
するとゴウセルが御丁寧に簡潔に答えてくれ、僕はｼﾞﾛﾘとヤツを睨む。
「…そう。出てったんだ？」
「ああ、理由はわからない」
「っそ」
ひとまず団長達も無事そうなので僕は胸を撫で下ろした。
まぁ、団長もディアンヌも頑丈だしな。
そう簡単にはやられないだろう。
しかしバンもキングも一体何処に行ったんだろうか。
魔神族と交戦してなきゃいいけど…
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＊IJu＊(プロフ) - 如月李瑠葉さん» コメントありがとうございます！ ツンデレ良いですよねツンデレ(( そんな、天災だなんて…← 僕には非常にもったいないお言葉でず…_( _´ω`)_ (2017年1月9日 12時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - これも面白いですね！夢主のツンデレっぷりがイイ…天才ですか！？ (2017年1月9日 1時) (レス) id: 5cf1189260 (このIDを非表示/違反報告)
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