彼女の心配 ページ40
「転送先は私が認識できるガランの至近距離。
さらに、一度転送すると再びここへ転送するまでに10秒の
つまり、団長殿は10秒間一人で凌ぎ切らなければならん。
さもなくば、10秒後に戻ってくるのはただの肉片…
___それでもやると?」
可能と答えたマーリンは次に転送の説明を間接丁寧に教えてくれたが、後半平然とした態度でなかなか惨い事を言って不敵な笑みを浮かべた。
多分、マーリンなりに忠告してくれてるんだろう。多分。
じゃあ止めてくれって話だけど。
「おうっ、やるやる」
「軽いな!!」
『わかった』
いやいやわかったじゃねーよ。
団長も団長だ。なに二つ返事でオッケー出しちゃってんの。
バンとの
「メリオダス殿…ギルの言う通りです。
〈
「そこのクソ
まだこの目で見ちゃいないが、キャメロットの街を一瞬でメチャクチャにした奴等だろ?
…まぁ、死にたいんだったら別に止めないけど」
「いや止めろよっ!?」
後ろが煩いが、とりあえず聞き流す事にしよう。
〈十戒〉の元へ行こうとする団長にヘンドリクセンと僕も考え直してほしいと思い、団長を止めに入るがどうやら団長はそれでも行くらしい。
いつもの調子で「ニシシ」と笑うと、団長は「心配すんな」と言って私達を見渡した。
「ほんの挨拶に行くだけだって」
その言葉を最後に、団長はその場から一瞬で消え去った。
68人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*IJu*(プロフ) - 如月李瑠葉さん» コメントありがとうございます! ツンデレ良いですよねツンデレ(( そんな、天災だなんて…← 僕には非常にもったいないお言葉でず…_( _´ω`)_ (2017年1月9日 12時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - これも面白いですね!夢主のツンデレっぷりがイイ…天才ですか!? (2017年1月9日 1時) (レス) id: 5cf1189260 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ