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彼女の騒ぎ ページ33

結局団長とキングの2人が修練窟に入る事になり、残された僕は皆が戻って来るまで『魔女の魔道書(ウィッチ・ブック)』を熟読する事にした。


…いや、あの女に僕も修練窟に入らないかと誘われたんだけどね。

だけどさっきも聞いたように2人1組で入るのがしきたりみたいじゃん?
だとしたらあのヘンドリクセンしかお相手がいないワケですよ。


だから全力で断っておいた。



因みにアーサー達も修練窟で特訓してるらしい。

でもまだ出て来てないから、中で苦戦しているのかもね。



………アーサー、大丈夫かな。



「な…なんじゃ!?」



団長とキングが修練窟の中に入って早く数分。


その様子を魔力を使って覗いていたジェンナが、突然大きな声をあげた。



「いきなり喧嘩を始めよったぞ!!」

「喧嘩…?」



少し離れた所にいた僕にもその声は届き、読んでいた『魔女の魔道書(ウィッチ・ブック)』を閉じると、僕が瞬間移動をしてジェンナ達の集まっている所に移動した。



「誰が喧嘩してんのさ?」



移動してすぐに僕は騒ぎの中心にいるジェンナに尋ねてみる。

彼女の周りにはギルサンダー、ハウザー
そしてあのヘンドリクセンも集まっていて、皆一様に戸惑いの色を顔に映した。



「メリオダスとキングじゃ!
よくわからんが、いきなりキングがメリオダスに攻撃し始めて…!」

「は…?」



大方ゴウセルのいる所だろうと思ったけれど、僕の予想は大いに外れた。

それどころか、全く予想してなかった2人の名前が浮上する。



団長とキングが…?今さっき入ってったあの2人が?どうして?


あの2人がバンと団長のように喧嘩し(じゃれ)合うどころか、本気で言い争いする姿すらほとんど見たこと無いのに。

しかも聞くところによるとキングから先に手を出したらしいじゃないか。


一体、どうして………

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*IJu*(プロフ) - 如月李瑠葉さん» コメントありがとうございます! ツンデレ良いですよねツンデレ(( そんな、天災だなんて…← 僕には非常にもったいないお言葉でず…_( _´ω`)_ (2017年1月9日 12時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - これも面白いですね!夢主のツンデレっぷりがイイ…天才ですか!? (2017年1月9日 1時) (レス) id: 5cf1189260 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*IJu* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年3月15日 23時

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