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彼女の奇襲 ページ29

その後、団長と共に修練窟まで戻る事になった。


本当は昼寝したかったし、さっきの女と会いたくないから一度断ったんだけど

「お前はすぐにいなくなるからついてこい!団長命令だ!」と言われてしまい、渋々団長についていく形で戻る事に。



いや、すぐにいなくなるって…そんなに頻繁にはいなくならないでしょ。

それにすぐ戻って来るか、あのメガネが迎えに来るんだから、ちっとはいいだろうに。



「……!」



だんだんと修練窟が見えて来て、それと同時に岩に座る人影が1人見えた。

ソイツは背中を向けていて、顔はわからないが
その背中は何処か見た事があり、短い銀髪は最近倒したあの糞野郎に似ていてどうにも気に食わなかった。


僕はその人物が誰だかハッキリ理解すると
前を歩いていた団長の横を通り過ぎて、ソイツ目掛けて剣のようにした“白銀の剣(プラチナソード)”を向かわせた。



「死ねっ!!ヘンドリクセンっ!!!」

「!?」



相手も気付いていなかったらしく、クソヘンディは振り返って驚きの表情を浮かべていた。



なんでコイツが此処にいるんだ。
なんで生きてんだよ、なんでなんで。

よくはわかんねーけど、コイツは殺しておかなきゃダメだ。


リオネス王国をあんなんにして、魔神の研究だとかで騎士共の体を実験体にして。
他にもコイツは色々な罪をおかした。

許されるわけがない。
キングの言う通り、4回は死んで頂きたい。



「…っ?!」



白銀の剣(プラチナソード)”がヘンドリクセンを貫くその寸での所で、何かがその前に割り込んで僕の髪の毛を弾いた。


その弾いたものを確認すると、ソイツはあどけない表情で笑いながら、神器“ロストヴェイン”を構えていた。

彼女の殺意→←彼女の理解



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*IJu*(プロフ) - 如月李瑠葉さん» コメントありがとうございます! ツンデレ良いですよねツンデレ(( そんな、天災だなんて…← 僕には非常にもったいないお言葉でず…_( _´ω`)_ (2017年1月9日 12時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
如月李瑠葉 - これも面白いですね!夢主のツンデレっぷりがイイ…天才ですか!? (2017年1月9日 1時) (レス) id: 5cf1189260 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*IJu* | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年3月15日 23時

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