▼森村の覚醒 ページ10
試合が再開。
相手は的確なパスワークで次々とかわし、ゴールに迫る。
その表情は、焦ってるような。
同点に追い付かれて流石に、ってか。
真名部「皆帆君、鉄角君！！」
DF陣は声を掛け合いボールを奪おうとするが、
それはいつの間にかゴール前に駆け込んで来ていた三人目によって失敗した。
ボールはその三人目に渡り、彼は不敵な笑みを浮かべる。
「もらったァ！！」
彼が向かう先には森村が立っていたが…
彼女は敵の気迫に完全に怯えていた。
「「「好葉！！」」」
だが、皆の声に勇気付けられたのか、
彼女は逃げずに立ちはだかった。
と、次の瞬間、
不思議な現象が起こった。
森村はぼんやりとした淡い青色の光に包まれたかと思うと、
今までに見たことのない凄まじいスピードで相手に向かい、ボールを見事奪って見せた。
好葉「……え……？
…ウチ………」
今起きた現象に、フィールドの時間が一瞬だけ止まった。
私だけではなく、みんなが森村を呆然と見つめ
当の本人も自身のチカラに固まっている。
A「……！
おい森村！！こっち！！」
しかし我に帰り、私は森村に声を掛けた。
森村は少し戸惑いながらも私にパスを出してくれた。
「これ以上は決めさせない！！」
それを受け止めると、敵が私の方に向かって来る。
私はそれを見て一度ボールを足で止め、
そして人差し指を立て、それを敵に向けた。
すると指先に淡いの黄色い光が集まり、光の弾が出来上がる。
A『テレポートショット！！』
それを相手に向けて発砲。
見事相手の額に当たり、
その瞬間相手はその場から消え、私の後ろに移動した。
A「瞬木！！」
相手を抜いた私はすぐに瞬木にボールを渡し、
彼はボールを蹴り上げ跳躍する。
瞬木『パルクールアタック！！』
彼の蒼い弾丸は相手のキーパーを諸共せず、
ボールはゴールに突き刺さった。
『ピーーーーーーーー』
瞬間、試合終了のホイッスルがフィールドに鳴り響く。
5-4
A「……勝………った……」
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＊IJu＊(プロフ) - じじぃさん» コメントありがとうございます！！ 皆帆可愛いですよね！！ですよねっ！！← そう言って下さるととても嬉しい限りです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります！！ (2015年8月21日 1時) (
レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
じじぃ - 皆帆君可愛すぎ←本当に面白いです！最新頑張ってください！ (2015年8月10日 7時) (レス) id: f8e2e75170 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ☆ジャスティス☆さん» コメントありがとうございます！！ そう言われるととても嬉しいです！ 更新頑張ります！！ (2015年6月16日 10時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - リオウさん» コメントありがとうございます！ また見に来てくださるとは…！ 嬉しい限りでございます！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります！！ (2015年6月16日 10時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
☆ジャスティス☆ - この作品とっても面白いです！ 夢主ちゃんが可愛いです！ これからも頑張ってください！ (2015年6月5日 6時) (レス) id: d057ef402f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊IJu＊ | 作成日時：2015年4月4日 0時
