▼不審な彼 ページ38
〜A〜
いつも通りゆっくりのんびり私はお風呂に入り、いつも通りマイペースに部屋へと向かう。
さっき和人にはあんな事言っちゃったけど、実際は全然そういう事はしない奴だってわかってるから、いつも通りのんびりと。
これがさくらとかだったら本当にマッハで入ってすぐ戻るけど。
とゆーか和人、今どうしてんだろ？
きっと1人で暇してるんだろうなー……
いや、もう遅いし先に寝てたりして。
髪をワシャワシャとタオルで適当に拭きながら自室の部屋のドアを静かに開けて、そっと中を覗き見る。
すると和人は案の定、布団の上に寝っ転がっていた。
ただこちらに背中を向けているので、その目は閉じられているのか開けられているのかはわからない。
A「……和人？」
皆帆「わっひゃいっ？！」
試しに声を掛けてみると、すぐに和人らしくない間抜けな声があがった。
……え？何？今の？
皆帆「え、あっ、A…！？
や、やあ！さっきぶり！！」
A「お…おう…？」
和人は勢いよく起き上がり、その場で慌てふためくとよくわからないことを口走り、私を混乱させる。
とりあえず適当に返事をすると、私は訝しげに和人を見つめてから部屋に入った。
……何だ、コイツ。
よくわからないけど、凄い焦ってる。
A「……どうしたの、和人？」
皆帆「えっ？な、何が？」
不審に思って尋ねてみると、和人はわざとらしく首を傾げてすっとぼけてみせた。
ああ、やっぱ話してはくれないのね。
A「……そう」
まぁ、いいや別に。
眠いし、明日覚えてたら聞こうかな。
A「それより和人、私そろそろ寝るよ」
皆帆「えっ…？」
私はベッドの端に座って、頬をほんのり赤く染めて俯く和人にそう言うと
和人は目を丸くさせて私を見てから、時計の方を見て「……あ、」と声を漏らした。
現在時刻は0時とちょっと。
いつもこのぐらいの時間が私の就寝時間だ。
皆帆「もうそんな時間だったんだね…」
A「まぁ、まだ起きるってんなら別に起きてて良いけど…出来るだけ静かにしてよ？
小さい子達はもう眠ってる時間だし」
皆帆「いや、僕も寝るよ。
……寝れれば、だけど」
A「え？」
皆帆「あ、いやっ！何でもないよ！」
……何か、今日の和人ホントに面白いな。
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＊IJu＊(プロフ) - じじぃさん» コメントありがとうございます！！ 皆帆可愛いですよね！！ですよねっ！！← そう言って下さるととても嬉しい限りです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります！！ (2015年8月21日 1時) (
レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
じじぃ - 皆帆君可愛すぎ←本当に面白いです！最新頑張ってください！ (2015年8月10日 7時) (レス) id: f8e2e75170 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ☆ジャスティス☆さん» コメントありがとうございます！！ そう言われるととても嬉しいです！ 更新頑張ります！！ (2015年6月16日 10時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - リオウさん» コメントありがとうございます！ また見に来てくださるとは…！ 嬉しい限りでございます！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります！！ (2015年6月16日 10時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
☆ジャスティス☆ - この作品とっても面白いです！ 夢主ちゃんが可愛いです！ これからも頑張ってください！ (2015年6月5日 6時) (レス) id: d057ef402f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊IJu＊ | 作成日時：2015年4月4日 0時
