▼決断 ページ15
黒岩「ここにいる12人が、他の種族に対応出来る大きな力が備わっている」
…つーことは、
私にも、そのケモノとやらの力が宿ってるワケね。
どんなんかはわからんが。
天馬「俺達の中に眠る力…」
豪炎寺「…あとはお前達が決める事だ」
豪炎寺さんがそう言うと皆は顔を見合わせる。
その表情は困惑していて、同時に不安気だ。
当たり前だ。
いきなり『地球を救う』だとか『ケモノがなんちゃら』とか言われても理解出来ない。
いや、受け止め切れない。
それなのに話だけ勝手に進めるだなんて、ズルイよ。
神童「…天馬、今度の闘いはこれまでと背負うものの重みが違う。
地球の未来がかかってるんだ。
負ける事は許されない闘いだ…
……どうする、天馬」
神童は天馬に歩み寄り、真剣な表情で彼を見つめる。
周りも天馬に視線を注ぎ、静かに彼の決断を待つ。
天馬は少しの間を置いて顔を上げると、言葉を発した。
天馬「…ここで俺が『なんとかなるさ』とか言っても、皆の不安は無くならない。
でも、俺は皆と一緒になんとかする道を探したいっ！」
力強い、いつも頼りにしているキャプテンの声で言い切った。
…なんとかする道って、なんだよ。
でも、なんでだろ。
天馬に言われると、不安が無くなっていくような気がするのは。
黒岩「お前達に求めるのは、勝利し続ける事だ」
神童「しかし、たったこれだけのメンバーで地球を救えと言うのですか？」
神童の最もな疑問。
確かに12人は少ないだろうな。
もし怪我とか出たら控えが…
DFなら未だしも、FWとかだったらヤバイぞ。
黒岩「…いや、これだけではない」
剣城「では、補充メンバーがいると？」
天馬「それって………？」
「よぉ、皆！！」
メンバーについて話していると、
突然聞いたことの無い男性の声が聞こえた。
声のする方を振り返ると、そこにはオレンジ色のバンダナをした茶髪の若い男性が立っていた。
彼はニカッと歯を見せて笑う。
………この人、誰？
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＊IJu＊(プロフ) - じじぃさん» コメントありがとうございます！！ 皆帆可愛いですよね！！ですよねっ！！← そう言って下さるととても嬉しい限りです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります！！ (2015年8月21日 1時) (
レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
じじぃ - 皆帆君可愛すぎ←本当に面白いです！最新頑張ってください！ (2015年8月10日 7時) (レス) id: f8e2e75170 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ☆ジャスティス☆さん» コメントありがとうございます！！ そう言われるととても嬉しいです！ 更新頑張ります！！ (2015年6月16日 10時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - リオウさん» コメントありがとうございます！ また見に来てくださるとは…！ 嬉しい限りでございます！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります！！ (2015年6月16日 10時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
☆ジャスティス☆ - この作品とっても面白いです！ 夢主ちゃんが可愛いです！ これからも頑張ってください！ (2015年6月5日 6時) (レス) id: d057ef402f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊IJu＊ | 作成日時：2015年4月4日 0時
