▼まさかの展開 ページ2
それからも、みんなの息は合わず、敵からボールを奪えず、些細なミスが連発する。
いつものような連携が取れていない。
グダグダで、バラバラで、時間だけが過ぎる。
『ゴールドフィーバー！！』
ゴール前に迫った敵が、必殺シュートを発動。
井吹は怖気る事なく構えると、必殺技で対抗した。
井吹『ワイルドダンクッ！！！』
ついに井吹は敵のボールを弾いた。
それに安心したのもつかの間、
「甘いっ！！」
弾かれたボールの跳んだ先には、敵選手。
彼はボールを取ると必殺技の構えを取った。
ヤバイ、アレじゃ間に合わない……！！
井吹「___神童、頼むっ！！」
井吹はそう神童に頼むと、
神童は相手から放たれたシュートの前に立ちはだかり、必殺技を発動した。
神童『アインザッツ！！』
ボールは見事に止められ、ゴールを守りきった。
……井吹が、神童に助けを求めた。
あの、井吹が。
普段から神童に喧嘩売ってる、あの井吹が。
私は一人目を見開き、井吹と神童の二人を交互に見つめて素直に驚いていた。
葵「やったぁ！止めたわっ！」
だが葵のその声を聞いて、私は我に帰る。
ああ、ゴールを守ったんだ…！
それも、二人で！！
これは喜ばなきゃいけないところだよな。
A「ナイスフォローだ、神童！！
井吹も流石だ！！惜しかったな！！」
私は精一杯声を出す。
神童はふっと微笑み、井吹は少し頬を赤く染めながらも笑っていた。
−−−
敵のスローインで試合再開。
神童は敵のパスをカットし、次々と敵を抜き去っていく。
神童「久坂っ！」
久坂にパスが通ったが、
その前に敵が立ちはだかる。
「行かせない！」
久坂「っ…！
キャプテン！！」
久坂はそこで、フリーだった天馬にボールを渡した。
きっとさっきの調子だったら、此処で無理矢理にでも抜けようとしてただろうな。
A「みんな、やっと本調子になってきたじゃねーか…！」
私はベンチで一人そう呟くと、両手を口の前でメガホンのようにして、声の限り叫んだ。
A「頑張れっ！！みんなっ！！」
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＊IJu＊(プロフ) - じじぃさん» コメントありがとうございます！！ 皆帆可愛いですよね！！ですよねっ！！← そう言って下さるととても嬉しい限りです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります！！ (2015年8月21日 1時) (
レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
じじぃ - 皆帆君可愛すぎ←本当に面白いです！最新頑張ってください！ (2015年8月10日 7時) (レス) id: f8e2e75170 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ☆ジャスティス☆さん» コメントありがとうございます！！ そう言われるととても嬉しいです！ 更新頑張ります！！ (2015年6月16日 10時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - リオウさん» コメントありがとうございます！ また見に来てくださるとは…！ 嬉しい限りでございます！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります！！ (2015年6月16日 10時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
☆ジャスティス☆ - この作品とっても面白いです！ 夢主ちゃんが可愛いです！ これからも頑張ってください！ (2015年6月5日 6時) (レス) id: d057ef402f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊IJu＊ | 作成日時：2015年4月4日 0時
