#空耳〜瞬木〜 ページ6
瞬木「A？」
特訓が終わり、夕飯を済ませ
就寝時間の10分程前ぐらいの時間に
Aの部屋の前で彼女に声を掛ける。
本来ならもうベッドに入ってる時間だけど、さっきAが俺の部屋に鉛筆を置き忘れている事に気付いて、こうして届けに来たんだ。
今さっきまで俺の部屋にいたからな、A。
瞬木「…？ A？」
しかし、中から返事が無い。
……寝た、のか？
瞬木「Aー？」
一応もう一度呼んでみたが、応答は無し。
寝ちゃったか…仕方ない。
この鉛筆は明日返すか。
俺は小さな溜息を吐き、そのまま自室に向かった。
瞬木「ふあぁ……」
途中で大きな欠伸が出た。
無理もない、今日はいつも以上に気合を入れて特訓したんだから。
…レジスタンスジャパン。
あいつらは、本当に強かった。
俺達がいかに有頂天でいたかを思い知らされた様な試合だった。
これから闘うに連れて、どんどん相手は強くなる。
そのうち、あいつらのような強豪チームと試合をするだろう。
そんな時、今のレベルだったら到底ついていけない。絶対。
さらなる高みを目指すなら、これからも特訓をしなくちゃ……
��ﾀｯﾀｯﾀｯ��
瞬木「っ…？」
考え事をしていると、ふと後ろから足音が聞こえた。
振り返ったが、そこには何も無い。
至って普通の通路だ。
……空耳？
瞬木「…相当疲れてんのかな、俺」
俺は頭を掻き、溜息を吐く。
多分、いまのは空耳だろう。
俺はまた歩みを進め、自室を目指した。
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＊IJu＊(プロフ) - 白シュ喝采さん» 本当ですかっ？！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) マジで感謝ですありがとうございますっ！！ 更新遅いですが、これからもよろしくデスっ！ (2014年12月13日 13時) (
レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
白シュ喝采 - 1から読みました。すっごく面白いです！更新頑張ってください！ (2014年12月13日 11時) (レス) id: d8055390fd (このIDを非表示/違反報告)
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