#グランドセレスタギャラクシー ページ37
瞬木「瞬と雄太はどうしたっ？！」
男の人が笑うと、はー君が怒気を含んだ声で男の人に問う。
確かに…この黄色い光は一体…？
…有害なモノじゃ、ないよね？
「観客には眠ってもらっている」
男の人の答えに、私とはー君は一旦安堵する。
……でも、まだ完全には安心出来ない。
天馬「なんで、そんな事を…？」
「そこから先は俺が話そう」
キャプテンが男の人に尋ねた時、またグランドに男性が現れた。
その人は私達の方へと歩み寄りながら、落ち着いた口調で話す。
…だ、れ？
天馬「豪炎寺さん！！」
豪炎寺「すまなかったな天馬。
キミ達には事実を語らずに闘ってもらった」
…どうやら、普通の人間みたい。
そして、キャプテンの知り合い…なのかな？
天馬「…どういうことですか？」
豪炎寺「…全てを話そう。
今、何が起きているのかを」
豪炎寺さんはそう言うと、事の発端を語り始めた。
−−−
天馬「グランドセレスタ…ギャラクシー…」
豪炎寺さん達の話を聞き、私は一度頭の中を整理する。
グランドセレスタギャラクシー。
宇宙規模のサッカー大会。
ブラックホールの発生により始まった、自分の星の存亡を賭けた、言い換えるならば平和的な《戦争》
私達は知らず知らずの内にそれの予選に出ていたみたい。
しかも最近月が観測出来なくなったのも、このせいらしい。
神童「…出場しなければ地球は滅び、負ければ地球は侵略される」
豪炎寺「その大会に出場し、地球を救うためにお前達は集められた。
地球代表アースイレブン…それがお前達だ」
天馬「お、俺達がアースイレブン…！？」
ち、地球代表？！
え？日本とかアメリカとかじゃなくて？
そんな…そんな、中学生になんて大きなモノを背負わせているの………？
井吹「俺達は世界大会の予選に出場していたはずだ！！」
「いや、実際に行われていたのはグランドセレスタギャラクシー…銀河辺境Aブロック予選だ」
真名部「…と言うことは、今までの対戦相手は…」
「そう…全てのチームが異星人だったと言うことだ」
え…嘘。
今まで闘っていた相手が、宇宙人だったなんて…
……思い出して、ゾッとする。
鉄角「異星人って…」
野咲「そんなのと闘ってたんだ…私達」
真名部「しかし、こんな解答ナンセンスです」
皆帆「いや、常識に囚われていては、決して辿り着けない真相…面白いよ」
…今だけ、皆帆くんが羨ましいよ。
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＊IJu＊(プロフ) - 白シュ喝采さん» 本当ですかっ？！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) マジで感謝ですありがとうございますっ！！ 更新遅いですが、これからもよろしくデスっ！ (2014年12月13日 13時) (
レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
白シュ喝采 - 1から読みました。すっごく面白いです！更新頑張ってください！ (2014年12月13日 11時) (レス) id: d8055390fd (このIDを非表示/違反報告)
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