#レジスタンスジャパン ページ3
敵の長い長い自己紹介いを終え、キャプテン達が集まっていたので私も一応入って、話を聞いていた。
真名部「それしてもすごい選手が集まりました…
ほとんどの選手がストライカーを務めてます」
真名部君がタブレットの画面をいじりながらそう言った。
瞬木「超攻撃型のチームってことか…」
皆帆「…守りが大変になりそうだね」
話を聞く限り、何だか凄く強い人達みたい。
…私、いなくて正解だったかもしれない。
井吹「心配するな。止めてやる」
井吹君が神童君を睨みながら言い切った。
何でそんなに自信満々に言えるんだろう…
瞬木「それしても奴ら、潰すって言ってたぞ」
A「…あの人達、私達を潰して何がしたいんだろう……」
野咲「さぁ？私達の代わりに代表になるんじゃない？」
A「えっ？」
野咲さんの言葉に私はバッと振り返る。
だけど野咲さんは「冗談冗談！…多分」と付け足し、クスッと微笑んだ。
…た、多分……？
天馬「…よし！
みんな世界に手が届くところまで来てるんだ！
ここで勝って弾みをつけるぞ！」
不安が募る中、キャプテンがいつも通り皆に声を掛ける。
その声に、少しだけ不安が拭えた気がした。
ーーー
A「嘘……」
目の前の試合展開に私は絶句した。
イナズマジャパンが…完全に押されているだなんて。
野咲「おかしい…私達、もっと出来たはずなのに…」
久坂「こんなに…消耗……するなんて…」
フィールドで闘っている皆は肩を大きく揺らし、辛そうな表情をする。
こんな光景、今まで見た事が無い。
真名部「レジスタンスジャパンに…ついて行こうとするほど……逆に、体力を奪われてしまいます……」
皆帆「いつものようにいかない……」
2人も膝に手をつき、息を整えながらそう言った。
確かに、いつもの様に上手くいかない。
次元が違い過ぎる。
さっきのシュートと言い、プレイと言い
全てが全て、レベルが高過ぎる。
皆強い強いとは言ってたけど、まさかこんなにも強かっただなんて……
A「っ……」
私は下唇を噛み、拳を握り締める。
本当なら私もグラウンドに入って、この試合に出たい。
そうすれば、少しは試合が……
…いや、きっと変わらない。
私が入ったとしても、きっと流れは変わらない。
力の差を思い示され、惨めな思いをするだけ。
A「…こんなのって……」
私は自分の右足を睨み付けながら、静かに呟いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＊IJu＊(プロフ) - 白シュ喝采さん» 本当ですかっ？！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) マジで感謝ですありがとうございますっ！！ 更新遅いですが、これからもよろしくデスっ！ (2014年12月13日 13時) (
レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
白シュ喝采 - 1から読みました。すっごく面白いです！更新頑張ってください！ (2014年12月13日 11時) (レス) id: d8055390fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
