#心地のいい夢〜主人公〜 ページ17
気が付いたら、真っ暗な空間にいた。
私はそこで、浮いていた。
体の力を抜き、悠々と漂っていた。
そこはとても冷たくて、黒くて、暗くて、底が見えなくて。
でも、とても心地は良かった。
まるで、深海にでも沈んでいっているように
私の体が沈んでいる感覚がする。
真っ暗で何も見えないのに、不思議。
ふと、手首に何かが巻き付いた感触がした。
それはジワジワと私の腕に、肩に、這い上がってくる。
その正体は、真っ黒く歪んだ、何かだった。
しかも一つではなく、沢山。
底から生える海藻のように伸び、私に巻き付き、引き摺り込む。
私の腕が半分ほど飲み込まれたところで
真っ黒いソレは次に足に絡み始めた。
腕と同じように、ジワジワとゆっくり
しかし確実に私を飲み込み、そして底へと私を誘う。
でも、嫌な感じはしなかった。
寧ろ、何だか楽な気分になっていっていた。
こんな危機的状態なのに
『心地がいい』と思ってしまう自分がいた。
よくわからない。
腕が完全に飲み込まれ、足は片方だけ完全に飲まれたところで、
真っ暗な底からまた更に、無数の、黒く歪んだ�犲雖瓩�伸びてきた。
�犲雖瓩六笋瞭溝里良�分に纏わり付き、引き摺り込む。
私を�狄燭湛��瓩棒�めていく。
それでも私は、何もしなかった。
だって、すっごく心地がいいんだもん。
真っ黒な�犲雖瓩某箸鯒い察∋笋録竺い飽�っ張られる。
『いっそ、堕ちれば楽なのに』
黒い�犲雖瓩�顔に伸びてきた頃に
誰かが私の耳元で囁いた。
私はその�狹�え�瓩鯤垢い独�笑むと、
静かに、目を閉じた。
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＊IJu＊(プロフ) - 白シュ喝采さん» 本当ですかっ？！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) マジで感謝ですありがとうございますっ！！ 更新遅いですが、これからもよろしくデスっ！ (2014年12月13日 13時) (
レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
白シュ喝采 - 1から読みました。すっごく面白いです！更新頑張ってください！ (2014年12月13日 11時) (レス) id: d8055390fd (このIDを非表示/違反報告)
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