#ほとんど無いから ページ8
なんて考えているうちに、僕はAの部屋の前に到着した。
相手に自分が来た事を知らせる為、おもむろにインターホンに手を伸ばしたが
両手にトレイを持っていて鳴らせない状態なので、仕方なく部屋の前で声を張った。
「A、いるかな？」
「はっ、ハイッ！！」
すると中から裏返った声が聞こえ
少しすると目の前の扉が開き、中からAが出て来た。
Aは僕の顔を見ると微かに頬を綻ばせる。
「どうしたの、皆帆君？」
「夕食を持って来たよ」
首を傾げるAに僕は自分の持っていたトレイを見れて微笑むと、彼女は驚いたような顔をして、パチパチと目を瞬かせた。
「……えっと…」
「A、まだ少し目の下が腫れているし、それに皆には風邪だって伝えちゃったからね。
病人は寝ているのが普通だろう？」
そして戸惑うAに僕はそう説明してやると、彼女は「そっか」と納得したような顔をして、自分の目元に触れる。
そして申し訳なさそうな顔をすると、僕の顔を見上げた。
「…ご、ごめんね、皆帆君。
わざわざ夕飯運んでもらっちゃって…」
「ううん、良いんだよこれぐらい。お安い御用さ」
「でも…どうして、2人分？
私そんなに食べれないよ…？」
「ああ、僕も一緒に食べようと思ってね」
「皆帆君……も？」
不思議そうな顔でトレイを見るAにそう告げると、Aはキョトンとした顔をした後
大きく目を見開いて、パッと顔を上げて僕の方を見た。
……嫌、だったかな。
「え、あ、その……えと…」
「…ダメかい？」
「い、いやっ…そ、そういう事じゃなくって……！」
Aはその場であたふたし出したかと思えば
すぐにニコッと嬉しそうに微笑んだ。
「その…すごく嬉しくて。
わ、私……はー君以外の人とご飯食べる事ってほとんど無かったから…」
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ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» そうですっ！ありがとうございます！（�爿瓠鳥箸辰討澆燭�ったんですが…今まで使い方が分からなくって…改めて（？）ありがとうございますっっ！） (2020年10月10日 16時) (
レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» 多分『�爿瓠戮了�ですよね？それなら『かっこ』って打ったら予測変換で出て来ますよ〜！ (2020年10月10日 16時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» すみません…あの…『よくわからないけど…はー君の アズル は見ると頭が痛くなる、らしい…？』のところの… アズル の横についていたついていた…点（？）って…なんて打ったら…出てきますか…？ (2020年10月10日 16時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 鞠山美枝さん» コメント&ご愛読ありがとうございます！ これからも更新頑張ります！ (2016年4月28日 14時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - まりはさん» コメントありがとうございます！ 僕も愛してます(((真顔 応援ありがとうです！これからも更新頑張ります(*´∀｀) (2016年4月28日 14時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
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