#東の山へ ページ46
結局、野咲さんと鉄角君も折れ、東の山に行く事になった。
でも東の種族がいる所なんてわからないので、全員固まって行くのは効率が悪い。
そこで、じゃんけんで3つのチームに分かれる事になった。
それで私は神童君、井吹君、皆帆君、好葉ちゃんと一緒になったの。
はー君は別のチームになっちゃったけれど…
でも皆帆君と好葉ちゃんがいるし、まだ大丈夫。安心出来るチームだ。
……井吹君と神童君がちょっとアレだけれど。
神童「皆、あんまり無茶はするな。
具合が悪くなったらすぐに言え」
皆と分かれると神童君はそう言ってから、先導して歩き出した。
私達もその後に続く。
確かに此処はまるでサウナみたいだもんね…
好葉ちゃんもさっき飲み物いっぱい飲んでたし、ちょっと心配。
それに『東の山』って言うんだから、きっと登るん…だよね。
そうなると私も少し危ないかもしれない。
……足でまといにだけは、ならないようにしないと。
皆帆「A、あまり無理はしないでね」
なんて考えていると、ふと隣から皆帆君がそう告げた。
まるで心を見透かされたようで、思わずびっくりすると、皆帆君はｸｽｯと笑う。
皆帆「Aの場合は『足でまといになりたくない』とかで言わなさそうだと思ったからね。
瞬木君の為にも、一応注意はしておくよ」
A「う、うん…ありがとう」
…皆帆君って、エスパーなのかな。
−−−
皆帆「これは…キツいね」
案の定、東の山へと向かうに連れて道は険しくなって行き
現在、私達は急な斜面を登っている。
斜面、と言ってもまるで崖のような急角度だから、崖登りと言った方が正しいのかもしれない。
しかも、すぐ下には真っ赤なマグマがあるから、凄く怖いの。
もしも滑ってしまったり、足場が崩れてしまったら……と考えると、恐ろしい。
A「好葉ちゃん、大丈夫…？」
好葉「う…うん…」
ふと崖を登りながら好葉ちゃんに声を掛けると、彼女は弱々しい声でこくんと頷いた。
好葉ちゃん…何だか危ないな。
さっきからおぼつかないし、何だか今にも落ちちゃいそう。
……そうなったら、どうしよう。
考えたく、ないな。
A「………好葉、ちゃん。
良かったら、手、貸すよ？」
好葉「Aちゃん…」
私は馬鹿な考えを振り払い、好葉ちゃんに向けて手を伸ばした。
すると好葉ちゃんは一瞬驚いた顔をして
そしておもむろにこちらに手を伸ばす。
好葉「………あっ」
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ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» そうですっ！ありがとうございます！（�爿瓠鳥箸辰討澆燭�ったんですが…今まで使い方が分からなくって…改めて（？）ありがとうございますっっ！） (2020年10月10日 16時) (
レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» 多分『�爿瓠戮了�ですよね？それなら『かっこ』って打ったら予測変換で出て来ますよ〜！ (2020年10月10日 16時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» すみません…あの…『よくわからないけど…はー君の アズル は見ると頭が痛くなる、らしい…？』のところの… アズル の横についていたついていた…点（？）って…なんて打ったら…出てきますか…？ (2020年10月10日 16時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 鞠山美枝さん» コメント&ご愛読ありがとうございます！ これからも更新頑張ります！ (2016年4月28日 14時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - まりはさん» コメントありがとうございます！ 僕も愛してます(((真顔 応援ありがとうです！これからも更新頑張ります(*´∀｀) (2016年4月28日 14時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
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