#サウナのような ページ39
その後、私達は早速この星の環境に慣れる為にも練習を開始した。
それからまだ数十分しか経っていないのだけれど……
A「つ……疲、れた……」
早くも体が重く感じ始め、私は思わず足を止めてしまう。
この星の暑さのせいか、体力の消耗が激しい……
確かに私は体力はあまり無い方だけれど…それでもいつもなら1時間は持つはずなのだけれど。
それにしても……暑い。
まるでサウナのようだ。
少し動いただけでも苦しくなってしまう。
瞬木「おいおい、大丈夫かよ…」
呼吸を整えていると、ボールを追い掛けていたはー君がこちらの方へ駆けてきて、声を掛けてくれた。
だから私は頷いてみせると、はー君は呆れたような顔をして溜息を一つ吐いた。
瞬木「こんなんでへばってんじゃ、試合の時どーすんだよ？」
A「だ、だって……暑い…」
瞬木「ったく…相変わらずだな、お前」
はー君は変わり過ぎだよ…
はっきりものを言えるようになったのは良いけれど…
鉄角「うおおおおっ！！」
はー君の態度にまた私は苦笑していると
一つ気合の入った声がグラウンドに響いた。
鉄角「ここが踏ん張り所だァっ！！」
見ると鉄角君がボールを持った状態で勢い良く駆け、その勢いのままボールを思い切りゴールに向けて蹴った。
ボールはゴール前に立っていた西園君の横を抜けて、見事ゴールに刺さる。
鉄角「まだまだ！俺はもっともっと強くなってみせるっ！！」
す…凄い……
シュートもそうだけれど、何よりあのやる気…
こんなにも暑い星に来たのに、いつも以上だ。
市川「これは負けていられませんね…」
久坂「俺もっ！」
鉄角君の根性に感化されたのか、他の皆のやる気も上がったようで、今さっきよりも練習が活気づくのを感じた。
…私も、負けていられない。
早くソウルを身に付けて、皆の役に立つんだから。
A「…よしっ」
私も自身に気合を入れると、はー君の足元に転がっていたボールを持ってそのまま駆け出した。
瞬木「あっ…！」
遅れて気付いたはー君は一瞬驚いた後にﾆｯと歯を見せて笑い、あっという間に私の横を並走する。
や、やっぱり速い…！
瞬木「貰った！！」
はー君はそこから足を伸ばし、ボールを弾いてしまった。
ふわりと飛んだボールはそのまま地面に落ちる
……って、思ってたんだけれど。
A「…！」
突如現れた乱入者が、そのボールに蹴りを入れた。
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ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» そうですっ！ありがとうございます！（�爿瓠鳥箸辰討澆燭�ったんですが…今まで使い方が分からなくって…改めて（？）ありがとうございますっっ！） (2020年10月10日 16時) (
レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ルナストーンさん» 多分『�爿瓠戮了�ですよね？それなら『かっこ』って打ったら予測変換で出て来ますよ〜！ (2020年10月10日 16時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - ＊IJu＊さん» すみません…あの…『よくわからないけど…はー君の アズル は見ると頭が痛くなる、らしい…？』のところの… アズル の横についていたついていた…点（？）って…なんて打ったら…出てきますか…？ (2020年10月10日 16時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 鞠山美枝さん» コメント&ご愛読ありがとうございます！ これからも更新頑張ります！ (2016年4月28日 14時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - まりはさん» コメントありがとうございます！ 僕も愛してます(((真顔 応援ありがとうです！これからも更新頑張ります(*´∀｀) (2016年4月28日 14時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
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