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2人の話の意味が理解出来ない。
第一、僕がこんな状態なのに普通に会話を展開している時点で可笑しい。
普通なら、人を呼ぶか部屋に運ぶかすると思うのだけれど。
「一体……こ、れは…」
「ああ、ごめんなヒロト。置いてけぼりにしちゃって」
この状態は一体何なのか尋ねると、さっきまで顰めっ面でAちゃんと話していた円堂君がﾆｺﾘと俺に微笑みを向けて答えた。
「実はこれからな、この宿舎を出ようと思ってて」
「な…んで…」
「私達3人だけで暮らす為だよ、ヒロト君」
「ごめんね」とAちゃんは苦笑して謝ると、頬を撫でていた手を俺の頭に置いて、優しく優しく撫でた。
やはり感覚は感じなくって
でも何故かｿﾞﾜｿﾞﾜと背中がざわつくのを感じた。
「痺れるよね…本当はこんな事したくないんだけど。ごめんね、ごめんねヒロト君」
「な…何…した、の……？」
「ちょっと痺れるお薬をヒロト君の料理に入れただけ。
ほら、私はマネージャーでしょ？
皆の夕飯作るのもマネージャーの仕事だからね」
なんて得意げにAちゃんは言うけれど、その笑みは頼もしくも何ともなかった。
ただただ狂気を感じた。
「さてと…そろそろ行こうか、円堂君。
見つかったらめんどくさい」
「じゃ、俺が運ぶよ。
Aじゃ非力で運べないだろ？」
「…何だかズルい気がするけど…
じゃあ、これでさっきのチャラね」
2人の異常さにやっと気付いた頃には、もう体は俺の言う事を聞いてくれなかった。
口も舌が痺れて、助けも呼べない。
でも何とかこの状態から逃げ出そうと頭をフル回転させている間に、渋々と言った様子でAちゃんは俺を円堂君に預けた。
すると円堂君は俺を背中に背負い、Aちゃんの隣に並んで宿舎の出入口へと向かう。
「でも俺達が出てった後はどーなんだ？
変に詮索されたらそれこそ面倒だぞ？」
「多分大丈夫、私の部屋で3人集まっている時に何者かに攫われたって事にしといた。
部屋にはそれっぽい書き置き書いといたし、それらしく荒らしておいたから」
「でも鬼道とか見破りそうだなー…アイツ鋭いから」
「だとしても私達の居場所なんてわかるはずないと思うけど。
それにもし知られたとしても、�犖�封じ�瓩垢譴个いい痢�
繰り広げられる狂った会話。
もう目の前に迫った宿舎の扉。
どう足掻いても目の前には絶望しかなくて。
開かれた扉から吹く生暖かい風を受けながら、俺は静かに目を閉じた。
私は此処に【チョロ松】→←流星ボーイは闇に沈む【ヒロト】＊千春様リクエスト
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＊IJu＊(プロフ) - ココ松さん» 大変長らくお待たせしてしまいました…リクエストしたお話が書けました！お手数ですが続編の方へお願いします…！ (2018年1月16日 1時) (
レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ココ松さん» 了解しましたー！ お話が思いつき次第更新致しますのでしばしお待ちを！ (2017年12月18日 0時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ココ松 - ＊IJu＊さん» もちのロンでその人です！ (2017年12月14日 21時) (レス) id: 352fae32d2 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - ここ松さん» こんにちは、お久しぶりです〜！リクエストありがとうです！ 因みにタクト君とはイナイレの神童拓人ですよね？ (2017年8月26日 0時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
ここ松 - お久し振りです！またリクエストよろしいですか？今度はタクト君と月光を弾く話って出来ますか？ (2017年8月25日 20時) (レス) id: ed1304e9db (このIDを非表示/違反報告)
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