保健室なのです ページ46
「………ん…？」
次に目を覚ました時、目に映ったのは白い天井でした。
鼻を刺激するのはお弁当の匂いではなく、薬のにおい。
首を動かしてまずは左側を見てみると、白い扉と包帯等が仕舞われている棚。身長を測る計測器。黄色のカーテン。
その景色だけで、此処が保健室だとわかりました。
………私は何故、此処にいるのでしょう？
「Aちゃん…！」
「Aっ…！」
「…！」
左側に首を傾けたまま私は疑問に思い、此処に来る前の事を思い出そうとしたら
不意に反対側からバラバラに私の名前を呼ぶ声がして、私は後ろに首を動かした。
するとそこには私と同学年のサッカー部の方々…
つまり、私がいつも一緒にいる狩屋君達がいて、私はちょっとビックリしたり。
狩屋君達も私と同じく驚いているような、安心しているような表情を浮かべていて
私が話し出すよりも前に空野さんが勢い良く私を抱き締めた。
「良かったぁ〜〜！起きて！！大丈夫？何処か痛い所ない？」
「いえ…特にはありませんが」
「なんか変な感じだったり…するか？」
「体に違和感とかあったり…しない？」
「皆さんがそんな顔をして私を囲んでいる事に違和感を感じます」
「そーゆー事じゃないんだよ…」
「いつものAだ」と西園君が笑うと、それにつられてか皆も安堵の笑みを浮かべた。
ただ1人、私だけ置いてきぼりにされているのはなんだか少し寂しいですけれど。
空野さんが私の額に手を当てたり、顔をﾍﾞﾀﾍﾞﾀと一通り触診したりして、大丈夫だと判断したのか
不意に私から離れたので、私は皆さんを見渡しながら現状を説明してもらいました。
「あの…どうして私は此処に？
そして皆様はどうして此処に？」
「覚えて…ないの？」
「はい」
「A、階段から落ちて頭打ったんだよ！」
「……はい？」
なんと、私が階段から落ちたとな…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかん - もし違うものを書く機会があればキャラ使ってくださいこれからも応援します！! (2019年7月6日 4時) (
レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - わかりました最終回向けて頑張ってください (2019年7月6日 4時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - みかんさん» 申し訳ございません、現在この小説は終わりに向けてストーリーを進めていますので、そんな中新キャラを追加してしまうとただでさえお話が長く続いているのに更に長くなってしまうと思うので……今回はお断りさせていただきます (2019年7月5日 1時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - あと設定で鬼道さんに片思いしているのでお願いしますもし使ってくださるのであれば (2019年6月30日 19時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 主人公いいな愛されてるなとしみじみ思いますわたしもキャラで出して欲しいです美咲という名前で主人公の唯一の女親友でよろしくお願いします (2019年6月30日 15時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
