やっぱり金髪に染めた方がよろしかったのです ページ31
「つか、急にどうしたんだよ？前髪なんか上げて」
「イメチェンしてみました」
「イメチェンて…ただ前髪上げただけなのに」
「でも結構印象変わりましたでしょう？
おかげで本日は視線を感じまくりな1日でした」
「そりゃ、今まで片目隠れてた奴が前髪上げたら驚くわな……」
「それにお前、悪目立ちしてそうだし」なんて付け足して、不動さんはﾂﾝと私のおでこを人差し指で軽く押しました。
失敬ですね、不動さん。
私、どちらかと言うと地味な方ですのに。
あと、片目隠れてた、ではなく隠れ気味です。
片目隠れてるのは倉間さんなのです。
「長期の休み明けに髪型を変える人はいるので、何ら不思議ではないと思います。
それに前髪が邪魔だとは前々から思っておりましたので」
「まぁ…前の髪型じゃ邪魔だったろうな」
「はい。なので上げてみました。
視界が拓けてちょっと慣れませんが、周りは随分見渡しやすくなりました」
「……ふぅん」
まだ慣れなくって、前髪を触りながらそう言ってみましたら、不動さんは何故だか興味無さそうな顔をして、興味無さそうな返事を返した。
……そういうのはもう少し分かりづらく誤魔化せないんでしょうか。
不動さんのいい所であり、悪い所です。
「……やはり金髪に染めた方がよろしかったです？」
「なんでそうなった？」
「何だか不動さん、興味無さそうでしたので。
前髪上げるだけじゃつまらないのかなと」
「いや、イヤイヤそうじゃねぇ。
つかお前、間違っても変な方向行くなよ？？」
ちょっとﾑｯとした私は自分の髪を1束掴んで眺めながら、不動さんの態度に対してそう指摘してみますと
不動さんは若干慌てたようにそう言った。
「じゃあ何なのです？」と私は首を傾げると、不動さんは何故だか私から目をそらし、そうしてｷｮﾛｷｮﾛと辺りを見渡す。
そうして人がいない事を確認すると、私の掴んでいた髪の毛に手を伸ばして、私の手ごと優しく触れた。
「ただ、その……お前、感情が顔に出るようになったし、さ。
周りの奴らにカワイイ顔見られるのが…ちょっと、ヤダなって思っただけだよ」
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みかん - もし違うものを書く機会があればキャラ使ってくださいこれからも応援します！! (2019年7月6日 4時) (
レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - わかりました最終回向けて頑張ってください (2019年7月6日 4時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - みかんさん» 申し訳ございません、現在この小説は終わりに向けてストーリーを進めていますので、そんな中新キャラを追加してしまうとただでさえお話が長く続いているのに更に長くなってしまうと思うので……今回はお断りさせていただきます (2019年7月5日 1時) (レス) id: 3241b35fe8 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - あと設定で鬼道さんに片思いしているのでお願いしますもし使ってくださるのであれば (2019年6月30日 19時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 主人公いいな愛されてるなとしみじみ思いますわたしもキャラで出して欲しいです美咲という名前で主人公の唯一の女親友でよろしくお願いします (2019年6月30日 15時) (レス) id: 84f3235ae9 (このIDを非表示/違反報告)
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