▼やる気満々 ページ10
控え室に向かう途中で剣城はいつの間に持っていた(というかもしかしたら最初から持ってた？)マントを羽織ると、ファラム・オービアスのメンバーが集まっているであろう控え室へと足を踏み入れた。
後ろからマント羽織った姿を見ると…なんかもうホント、様になってる。
因みにマントを羽織ってるのは天馬達を驚かせる為なんだって。
意外と剣城、悪戯心とかあるのかなって思ったけど、単純に天馬達を動揺させる為なのだとか。
剣城「この試合、ファラムオービアスが絶対に勝利する。わかってるな？」
開口一番に剣城は声高らかに宣言する。
その声音もいつもと違ってなんだか力強く張っていて、マジのそれっぽい。
あんまりしつこく言ったらあとで剣城に怒られちゃいそうだけど。
ﾊﾞﾙｶﾞ「容易い！嵐が咲き誇る花を散らす様に容易い！」
ﾛﾀﾞﾝ「わかってるよ」
ｶﾞﾝﾀﾞﾚｽ「勝ったら星くずのスープ飲みに行こうよ、A！」
A「ほ、星くずのスープ…？」
流石紫天王、自信満々。
アースイレブンに勝つ気でいるようだ。
ちょっと複雑だけど、さっき剣城ともアイツらとは本気でやり合うって言っちゃったし。
勿論、手加減無しで本気でやらせて頂きますとも。
……ところで、星くずのスープって何？美味しいのか？
ﾋﾗﾘ「…いくら女王の命令とはいえ、アナタがキャプテンなんて納得出来ないわ」
でもおばさん…じゃなかったや。
ヒラリは剣城がこのチームのキャプテンである事が嫌みたい。
ま、そりゃそうか。
この星の生まれでもない、攫われた異星人のヤツがキャプテンだなんて。
多分、あのちっこい女王様に気に入られてんだろうな、剣城。罪な男だわ。
ﾋﾗﾘ「…アンタもね」
A「私？」
ﾋﾗﾘ「当たり前でしょう？
アンタだってファラム・オービアスの人間じゃなくって、あの憎たらしいヤツらの仲間なんだから」
その矛先は剣城だけでなく、私も例外ではないみたいだ。
ｷﾞﾛﾘと怖い顔で睨まれてしまい、思わず私は怯んでしまう。
だが直後にリュゲルが私を背に庇うようにして立ち
ヒラリに負けないぐらいの眼光で睨みつけると、私の代わりに言い返した。
ﾘｭｹﾞﾙ「でも、今はファラム・オービアスの人間だ」
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＊IJu＊(プロフ) - 茉奈さん» コメントありがとうございます…！更新ノロノロでごめんなさい…orzでも楽しみにして下さっているようで作者は嬉しいですヽ(*´∀｀)ノこれからも更新、頑張ります〜！ (2020年1月25日 3時) (
レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
茉奈(プロフ) - 更新される度にずっと読んでます！これからも頑張ってください！！ (2020年1月23日 17時) (レス) id: a05c497ba0 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 茉奈さん» コメントありがとうございます！皆帆君好きに見つけてもらえて嬉しいです(*´∀｀)これからも更新頑張ります〜！ (2019年11月7日 14時) (レス) id: 1371b955e9 (このIDを非表示/違反報告)
茉奈(プロフ) - 皆帆君が好きでずっと小説読んでます！これからも更新頑張ってください！おうえんしてます！ (2019年11月6日 15時) (レス) id: 7f21591cb9 (このIDを非表示/違反報告)
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