○変身○ ページ23
その後、騎士達は家の中を調べて周り、異常が無いことを確認すると一礼して出て行った。
その背を見送ったAは扉を閉めて此方を向くと、恐る恐ると言った様子で俺に話し掛けてきた。
「…ゴウセル……？」
…彼女は怖がっているのだろうか？
とりあえず、これ以上彼女を怖がらせないよう姿を戻し、彼女の方を向いて首を傾げた。
「どうした、A？」
「も、戻った……！？」
するとAはまた大きな瞳を見開いて、一歩後退る。
…更に怖がらせてしまったようだ。
“アラン”でいた方が良かっただろうか？
「…ゴウセル……だよ、ね？」
「ああ、そうだが？」
「…あらん、って名前じゃ、ないよね？」
「ああ、俺はゴウセルだ。
さっきのは
「そ、そっか…そうだよね…」
Aは胸を撫で下ろすと、やっといつもの微笑みを浮かべ、瞳を輝かせて俺のそばへと歩み寄ってきた。
「びっくりした〜…
いきなりゴウセルじゃない人がベットに乗ってたから、一瞬頭が真っ白になっちゃったよ〜…」
「そう言えば、Aにはこの事を話してなかったな。
俺は肌の色と髪の色、そして髪の長さを自在に変えられるんだ。
さっきは危なかった」
「つまり、ゴウセルは変身出来るんだね！」
「変身ではない」
「姿が変えられるんだもん！変身だよ！」
…そういうものなのだろうか？
Aは楽しそうに笑いながらそう言うと、バーニーを動かして「ゴウセル凄〜い！」と頭を撫でる。
「じゃあじゃあ、女の子にもなれるの？」
「女の子にはなれないが、髪を長くする事は出来る」
「ホント！？
じゃあ今度、女の子ごっこしようよ！」
「…女の子…ごっこ？」
「女の子みたいに髪梳かしたり、可愛いお洋服を着るの！
服はあんまり持ってないけれど…
でもでも、やってみたいから！」
無邪気に笑ってそう言うと、Aは「やろやろ！」と俺を誘う。
…まぁ、良いだろう。
丁度、女性の洋服には興味があった。
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鹿野伊愛(プロフ) - むり。この物語好きすぎて無理しにそう。神か、神なのかあなたは (2016年9月21日 15時) (
レス) id: 4b8e363bf2 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - みょんさん» コメントありがとうございます！！ め、目から塩水っ……？！そんな、僕の書く小説は人体に危険を及ぼすものだったのk(((( ですよね、ゴウセル可愛いですよねっ！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ります(｀･ω･´) (2015年8月14日 0時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 綺水。さん» 初めまして、コメントありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) いやいや、そんな、ゴウセルのキャラブレブレな気がするのですが……orz 更新、頑張ります！！ (2015年8月14日 0時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - アヤさん» だよね、ゴウセル可愛いぃぃぃい((( しかし僕はその可愛さを伝えられていないぃぃぃいいい(((゜Д゜；)))← (2015年8月14日 0時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
みょん - い……目から塩水が……←とっても感動しました！ゴウセル可愛い(更新(頑張って下さい！ (2015年8月13日 0時) (レス) id: ecb616bc75 (このIDを非表示/違反報告)
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