彼の挨拶 ページ10
「みんな！こいつから挨拶があるってよ！」
外に出ると早速、団長がそう言って俺達をみんなの前に出させた。
メンバーは団長の他にも〈
〈
そして〈
その他にも少女が1人と、謎の豚が1匹。
「挨拶…挨拶…了解した。
やあ、こんにちは。
〈七つの大罪〉〈
因みに今、俺にしがみついて震えてるコイツはリラだ」
みんなの前に出た途端、体は震え、目を強く瞑って俺にしがみつくリラ。
これは人間が何かに怯えている時に見る行動に非常に似ている。
「…何で、震えてるの？」
「もしかして、ボクが怖い…？」
「それは無いと思うよ、ディアンヌ？
多分、バンかな」
「な〜んで俺なんだよ♪」
リラが怯えている件についてみんな色々思案している中、
少女が一歩前に出て、微笑んだ。
「はじめまして、ゴウセル様！
私はエリザベス…
…あの、リラ様はどうされたのでしょうか…？」
少女…否、王女は心配そうにリラの顔を見つめる。
するとリラはうっすら目を開けた。
そして目の前の王女を視界に捉えると小さな悲鳴をあげて、俺の胸板に顔を埋めた。
「……え…？」
「おいおい、まさか王女さんが怖ぇのかよ♪」
「正確には、女性全般が苦手なんだ。
女性を見るとすぐこうなる」
「やっぱり、ボク怖いんだ……」
「だ、大丈夫だよ、ディアンヌ！
そんなに落ち込まないで？ね？」
またみんなが色々と言い合っている間も、リラは体を震わせて、怯えていた。
そんな彼女に、今度は団長が近付く。
「男は大丈夫なのか？」
「そう設定してある」
「…設定？」
「あ…あんまり、近付かないで……
わ、私……私……」
リラのあまりの怯えっぷりに、王女は少し眉を下げながら後ろに下がった。
それによってか、少しリラの震えが収まった気がするが、それでもまだ怖がっている…ように見える。
……これは、困ったな。
別にしがみつかれるのは良いが、毎回こうだと少し厄介だ、多分。
今日の内にどうにかしておこう。
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＊IJu＊(プロフ) - ユキヤさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けているようで嬉しいです^^名前についてはどちらも変更可能ですので、そちらで御自身のお好きな名前に変えて頂ければ……！ (2022年9月10日 18時) (
レス) id: c0312d3eb1 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヤ - 名前が一緒でめっちゃ読みにくいけどめっちゃおもろい今日このごろ (2022年9月10日 12時) (レス) id: 30a2e3b099 (このIDを非表示/違反報告)
銀来(プロフ) - そうなんですか．．．まぁ、アニメキャラはみんな可愛いです。機会があったら調べてみますね♪ (2015年8月13日 21時) (レス) id: 578c57ad6f (このIDを非表示/違反報告)
＊IJu＊(プロフ) - 銀来さん» いえ、好葉というキャラクターがいるんですよ…紛らわしくてすみませんorz 因みにマギはあまりわかりません、ごめんなさいorz (2015年8月13日 13時) (レス) id: b02a163c50 (このIDを非表示/違反報告)
銀来(プロフ) - 好葉→紅覇ですか？えっと、要するに、マギ好きですか！？ (2015年8月12日 16時) (レス) id: 6789b7c894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊IJu＊ | 作成日時：2015年3月23日 19時
